事務所の近くには公園があり、
本を書いていると遠くから親子の会話が風に乗って聞こえてくる。
お父さんをおっかける「パパ~」という声。
お母さんに泣きじゃくる「ママ~置いてかないで~」という声。

たいてい、そんな声が聞こえてくると、
「あぁ、今日は日曜日なのか」と気づく。
世界的芸能人であるみつろうさんは、平日と土日の境目が無い生活なので、
親子の会話がカレンダー代わりになっているのだ。
ところがコロナのお陰で、子供たちは出校停止。
お父さんたちはテレワークで自宅勤務。
その公園は、毎日のように「親子がはしゃぐ声」が聴こえるようになっていた。

14日間の出校停止が明け、
沖縄では今週の月曜日から普段通りに学校が再開されたので、
またいつもと同じ「日常」が始まった。
日常とは何かと言うと、
子供が学校へ行き、親が仕事へ行くという事。
日常とは何かと言うと、
遠く工場のベルトコンベアで機械の音が鳴り響いているという事。
日常とは何かと言うと、
公園に親子の声が響かない日だということ。
で、静まり返った公園に、
不思議だけど、なんだか「違和感」が出てきた。
たったの14日間だけど、毎日のように親子の会話が聞こえていたから。
シーンとなると、なんだか寂しいのである。
先月までは、こっちの方が日常だったはずなのに。
すると。
学校をサボった?のか、
平日なのに一組の親子のはしゃぐ声が聞こえてきて、痛感した。
子供の近くには、お母さんがよく似合う。
お父さんの近くには、子供の声がよく似合う。
「子供たち」には、親と居る姿がとっても良く似合う。
ー痛感した。
保育園はもちろん有り難いし、
会社で働けることには感謝しかないが、
本来のあるべき姿は、やはり「こっち」なのだろう。
それは14日間の「非日常」の風景が思い出させてくれたこと。
午前9時に親子が別々の場所へ別れ、
午後6時にまた再開するというこの「日常」よりも、
『親の横で子供の声が鳴り響いている風景』は、
声も、調子も、トーンも、会話も、雰囲気も、
何もかもが、ナチュラルだった。

↓いや、俺とかマジで「滅多に子供と一緒に居ない」ので偉そうなこと言えないのですが、
3回転半「逆に」ジャンプを繰り返して、
逆に偉そうなことを言ってみました。
14日間の非日常のお陰で、痛感した。
やっぱり子供の近くには、お母さんが似合うんだなぁ~と。
僕だけじゃなくて、誰もが無意識に、
「お父さんと、お母さんと、子供の声」がセットで聴こえて来たら、
「あ、今日って日曜日なのね!」って思っていたはず。
だって、日曜日にしか聞こえない激レアな組み合わせだから。
ところ~が、この14日間の「非日常生活」で、
それが当たり前のように毎日毎日続いて、
そして急にまた「ピタッと終わる」。
すると、感じるのだ。
静まり返った平日の公園にこそ、違和感を。
そして、ふいに聞こえて来た1組のサボった親子の会話に、
やっぱり子供の近くには、お母さんが似合うんだなぁ~と感じた。
ビールにはやっぱり枝豆だよなぁ~くらいの、
「あー!これこれ!これっしょ!」
くらいの懐かしさがあった。
昨日の記事と、言ってることが全然違うんだけど、
思ったことは、思ったことなのでしゃーない。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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