最近、学校への出張授業や、
先生方からのお仕事のご依頼が増えてきました。
今週の予定を見てみると、
アポイントはすべて学校関係。
先生方とのご縁も少しずつ増え、校長先生と教育や子どもたちについてお話しする機会も増えてきました。
そんな中、今、私が取り組んでいることの一つが
「不登校支援」です。
メタバースの中で過ごしている子どもたちを、何か「色」という切り口からサポートできないだろうか。
そんなプロジェクトにも関わっています。
今週は、他市の教育委員会の方などとも、この取り組みについてお話しする予定です。
まだ、やったことのない取り組み。
でも、もし実現したら……
すごくない?
と、私自身もワクワクしています。
そして、こうした活動をする中で、ふと思い出す子がいます。
忘れられない、ある女の子との出会い
数年前、不登校中の女の子が、お母さんと一緒に来られたことがあります。
当時、小学4年生くらいだったと思います。
数年前から学校に行けなくなり、食事も細くなって、一時期は入院されたこともあったそうです。
知り合いの紹介で、お母さんが意を決して、お子さんと一緒に来てくださいました。
その日、娘さんは、私とはほとんど話をしませんでした。
でも、私が提案したワークには、すべて取り組んでくれました。
「今のわたし」
「わたしの強み・弱み」
「家族について」
色や絵を描くことが好きな子だったので、ワークシートには、きれいなイラストや言葉がどんどん増えていきました。
話さなくてもいい。
無理に言葉にしなくてもいい。
色や絵を使いながら、自分の中にあるものを少しずつ表現していく。
そんな時間の中で、少しずつ気持ちが整理されていったように感じました。
そして、小学生向けのカラータイプ診断も体験してもらいました。
自分にはどんな傾向があるのか。
どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか。
どんな環境なら、自分らしく過ごしやすいのか。
私は、『自分の取り扱い方を知ることは、とても大切なこと』だと思っています。
だって、自分とは一生お付き合いしていかないといけませんから。
そして、その結果をお母さんとも一緒に共有しました。
「私のこと、分かってくれた!」
そんな感覚が、少しでも生まれたらいいなと思っていました。

最後に、
「なりたいじぶんを選んでみよう」
というワークをしました。
そこで彼女が選んだのが、オレンジでした。
オレンジは、チャレンジや行動、楽しむことなどにつながる色です。
家から出ることも少なかった彼女が、
「チャレンジしたい自分」
を選んだ。
お母さんも驚かれていました。
そして、
「そういえば……」
と、思い当たることが。
「音楽が好きで、楽器を習いたいって言っていたんです」
「お絵描きが好きだから、絵も習いたいって」
でも、学校にも行けていない状態で、決められた時間に通う習い事に行けるのだろうか。
それがネックになり、探すこともできずにいたそうです。
私は、
「探せば、お子さんのペースに合わせて学べる場所があるかもしれませんよ」とお話ししました。
そして、
「せっかく『やってみたい』という気持ちが見えてきたので、その気持ちを大切にしてあげたいですね」
そんなお話をしたことを覚えています。
後日、お母さんからLINEをいただきました。
「あのあと、車の中で今日の話をたくさんしてくれて」
そして、
「あぁ、お腹すいた!!なんか食べたい」
と言って、たくさん食べたそうです。
お母さんは、
「心のモヤモヤが整理されて、私に伝えることができたことで、何かクリアになったのかもしれませんね」
と。
その後、SNSで楽しそうにお出かけしている親子の姿を見かけるようになりました。
習い事にも、その子に合う場所と出会うことができ、数年後にお会いしたときには、
「好きな図工には通えるようになった」
「学校にも、行ける日が出てきた」
と聞かせてくださいました。
もちろん、その日のワークだけですべてが変わったわけではありません。
でも、
自分の気持ちを整理する。
自分のことを知る。
「やってみたい」という気持ちに気づく。
それを、お母さんと共有する。
その一つひとつが、何かのきっかけになったのではないかなと思っています。
色には、まだまだ可能性がある
この経験から、私はずっと、
「色には、もっとできることがあるんじゃないか」
と考えるようになりました。
色は、ただ「あなたは○○タイプです」と診断するためだけのものではありません。
自分の気持ちに気づくきっかけになったり、
自分らしさを知るきっかけになったり、
親子がお互いを理解するきっかけになったり。
そして、
「ちょっとやってみようかな」
と、一歩踏み出すきっかけにもなれる。
もしかしたら、自分でもまだ気づいていない可能性があるかもしれません。
だから私は、家庭や学校での悩みに寄り添いながら、現場の声を聞き、
「色で、何ができるのか」
をこれからも探していきたいと思っています。
不登校支援も、学校でのキャリア教育も、親子支援も。
形は違っても、私が大切にしているのは、
その人が「自分らしく一歩踏み出す」こと。
そのための入り口の一つとして、色を届けていきたいと思っています。
「十分」という言葉は、私にはあまりなくて(笑)
できたら、もっともっと。
まだ何かできるんじゃないか。
そんなことを考えながら、これからも色の可能性を探していきます。
そして、
「自分のことを、もっと知りたい」
「家族のことを知りたい」
そんな方には、カラータイプ診断もしています。
色を通して、自分らしさを知り、
自分らしく一歩踏み出せるように。
そんなお手伝いができたらと思っています。
カラータイプの各種講座も開催していますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
【最新版】8月の講座募集案内 | 個性を引き出す子育て教育アドバイザー
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小田中 美穂
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