あれから1年
穏やかな日差しに包まれた日曜日
弟夫婦の車で京都西本願寺へ
お墓は大谷本廟だが
今回は母の一周忌が西本願寺で
執り行われる
浄土真宗本願寺派本山 西本願寺
境内には幾つもの重要文化財
そして国宝の数々
その国宝の1つ御影堂にて法要
一歩足を踏み入れると
その厳かな雰囲気に圧倒される
何組ものご家族とご一緒の
合同法要
そこで厳かに一周忌が行われ
我々はあれからもう1年かと
この1年に思いを馳せる
そして次 秋には父の十七回忌が
待っている
お坊さんは法要後
このようなお話を
先日公園を散歩していたら
何処からか激しく泣く子どもの声
お母さんは子供の傍に
わんわん泣きながら
6歳くらいの幼稚園児が放った言葉が
「もうこんな人生嫌になる!」
人はそれを聞いて恐らく
笑ってしまうだろうが
その彼は6年生きて来て
その中でこんな嫌な事はない
と言う様な経験をきっとしたのだ
つまり年齢に関係無く
人は他人にはわからない
苦悩がある
6歳には6歳なりの苦しみが
何を馬鹿なこと言っているんだ
では無く 暖かい心で
それをちゃんと受け止めよう
頭ごなしに怒ったりせず
きちんと話を聞き
1人の人間として受け止めよう
と言う様なお話
西本願寺は駐車場も広々
そこに停めたまま
昼食を歩いて直ぐの
東急ホテル内の老舗料亭
「たん熊 北店」さんへ
たん熊さんのお料理を
久々に味わったが
京都の和食は時として
お上品過ぎて ちょっと味付けに
物足りなさを感じる事があるが
こちらは上品だけれど
それなりに味がしっかりしていて
サワラの味噌漬けの味付けと言い
身のふっくら感と言い絶品だった
お店の傍にはお雛様
余りにお天気も良く
ドライブ日和だったので
お腹ごなしに京都北山の
府立植物園の辺りに車を停め
ぶらぶらと
目的地のカフェはかなりの行列
諦めて別の珈琲専門店に入る
深煎りの珈琲を味わいながら
3人でゆったり楽しくお喋り
亡き母が
「よく来てくれたわね〜
」
と我々を温かく優しく
迎え入れてくれた気がする
そんな日曜日だった



