外出先からふらふらと帰ってきたら、娘が友達と四つ葉のクローバーを探していた。
健全すぎる。平和すぎる。
娘は毎日学校がから帰宅すると、すぐに友達と遊びに行く。週末も、朝から友達が誘いに来てくれる。
友達と四つ葉のクローバーを探す時間は、とても贅沢だと思う。
私も同じぐらいの歳の頃、友達と庭の芝生に寝転がって、形を変えながら移動していく雲をながめていた。
「ウサギがいる」「にんじんもある!」などと盛り上がる、そんな時間があった。
大人になったら、そんなヒマはない!と思ってしまう。
もっと“意味のある”“生産的なこと”をしなければ。さもないと、自分の時間にも、自分の人生にも価値はないと思い込み、いかに無駄なく、忙しく一日を終えるか、そんなことを一日のゴールにしてしまう。
それで気持ちが満たされることもあって、そんな時は気分がいい。
だけれど、「そうでないといけない」という強迫観念に襲われているとき、少なくとも私の場合、心はとても貧しく、卑しい。
興奮して帰宅した娘は、「四つ葉のクローバーに、五つ葉もあった!」と両手にクローバーを握りしめていた。
手を広げると、収穫物はすでにシワシワのシナシナ。
手元に残るものは何もない。誰に自慢することも、たぶん振り返ることもない時間。
iPhoneでYouTubeも観る、iPadのアプリで遊ぶ、だけど四つ葉のクローバーでも遊ぶ。どれが本来あるべき子どもの姿か、というのは時代錯誤の親のエゴ😬
だけど、私は子どもの頃に雲を眺めていて良かったと思うから、四つ葉のクローバーに数時間を費やすなんて、この上なく贅沢な時間だったよねと嬉しくなる。
以上。
本日は、B面「みきてぃ」として、コンラッドホテルで贅沢ごっこをしていたインタビュア&ライターなまず美紀(A面)でした。
💎動画内のシーン以外の懐かしい昭和がある人、「原っぱ」がわかる人は是非コメントを。


