私が年賀ハガキから解放されて快適になるまで | 言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

  転居しながら努力した結果、すべてが面倒に


年賀ハガキを出さなくなってから、10年あまり。


国内外の転居が多かったおかげで、私の中で消滅した習慣の一つです。


結婚後、兵庫県から東京へ転居。

その後も、東京(白金高輪) →米(ワシントンD.C.)→中国(北京)→東京(恵比寿)→東京(神宮前)→ニューヨーク(35 St.)→ニューヨーク(25 St.)→東京と転居。


北京あたりまでは、年賀状がんばっていました。幼なじみ、旧友、学校の先生、職場の方々と繋がっておくことが、私の心の拠り所になるような錯覚があり、その数150枚ほど。


転勤族のたしなみとして、友人知人が年賀状の準備をする前、つまり秋ごろには、転居通知ハガキで新住所を伝えて、年末に改めて年賀ハガキを出す。


海外にいるときも、せっかくだからと日本からお年玉付きハガキを入手し、海外発送になるので切手をプラス。あるいは、まとめて実家に送って、日本で投函してもらったことも。


やがて12月中旬のクリスマスカードで、転居通知と季節の挨拶を一本化するようになったけれど、ハガキ150通→封書(カード)150通になって、それも結構大変。


それでも毎年、誰かから「年賀状が戻ってきたけど、今どこ?」とメールが届き、オンラインでやり取りした結果、「近況が知れたから年賀状いらないよ」と伝えるということを繰り返しました。このあたりから、すべてが面倒に。


  そういえば年賀状、苦手だった


そもそも、年賀状に添える一言が苦手なのです。相手に合わせた気の利いた一言を、葉書を前に考え込む。


いただく年賀状には「お元気ですか?」「どうしてる?」とあるけれど、これに答える術もなく、返事は一年後の年賀状で。。

え?

伝書鳩でもあるまいし!?


出したのに、もらえない。

出してない人から、もらった。

新年早々、そういうすれ違いに気を揉むのも、しんどい。


やがて、年賀ハガキをいただくのは、「私のことを思い出してくれたことは、この一年に一度もなかっただろうに」(ネガティヴですw)という方との義理だけのものになって。


それでも嬉しいのか、それだから嬉しいのか、そんなの要らないか、そんなの寂しいか。なんて考えてみたり。


  完全にやめたら、スッキリしかない


私の考えも変わっていきました。

品行不正に生きる快感を知り、「一度でもこの世で縁があった人とは、ご縁をつなぎ続けないといけない」という考えから解放され、「人とのご縁も川の流れのようにうつろい、また、自分の意思で選んでもいい」と思うようになりました。


そこで、一旦すべて白紙になって。

今では、年末年始にいただくのは、もらって嬉しい、現在進行中で愛のこもった季節のカード、年賀ハガキを数枚のみ。


私自身は、年末、友達のことを思うときは、SNSで様子を見に行って、DMで生きていることをアピールw。地球の裏側でも、オンタイムでコミュニケーションができて、「みんながんばってる」と感じられるだけで、私も元気をもらえます。


そうそう、今年のお正月は、音信不通だった昔の職場の方々にメールして、お会いしました。10年間年賀状を出し続けるより、10年に一度会う方が楽しい。


こうして、私の年末年始はとてもシンプルになりました。


  ​捨てるか続けるか、どっち?


郵便局も年賀ハガキを売るノルマがあると聞くけれど、一生懸命ハガキを売って、年末年始に忙しく配達なんて非合理だし、エコじゃないよね、私はそう思うようになりました。


意識も技術もライフスタイルも変わっている中で、もういいじゃん、と。


もちろん、年賀状が楽しみだという人もいますよね。デザイン考えるのが楽しいとか。一年に一度でも思い出し合いたい人がいるのが幸せとか。お互いの変化を確認しておきたいとか?

世代やライフスタイルによっては、年賀状に変わる手段がなくて、必要かもしれません。


でも、日本人の義務でもないし。自由に選べるなら、どっち?

「辞めたいのに、辞めるきっかけがない」「面倒だけれど、辞めにくい」というのは、気の毒だなと思います。


そういう人には、私のように引っ越しを重ねて、住所不明になりつつ、どさくさに紛れて自然消滅をお勧めしたいけれど、それよりも、捨てる覚悟を決める方が早いかもですね。


そういう私も、捨てればいいのに、捨てきれないものをまだまだ抱えているわけで、これだけ時代は進んでいるのに、習慣は立ち止まるのだと実感します。


ちなみに、息子の中学校では、冬休みの宿題に「先生に年賀状を書く」があります。見本を見ながら住所を書いて、本文を考えて。「ここに入れるんだよね?」と恐る恐るポストへ投函。

すっかり「昔体験」的な学習になっています😅


というわけで、ブログを読んでくださっている皆さまには、コレ↓をもって、新年のご挨拶に。今年もよろしくお願いします。

↑コレは今、ブログ用に30秒で作ったんですけどね。「みきてぃのこんな写真、SNSで見飽きたから、改めていらん」とか言われるわけです。(うさぎを入れて今年&新年感=プレミアム感を出してもダメw)

つまり、普段から情報交換している人にとっては、オンラインですら、こういうの不要ってことね😆