わかり合えないのは、
悪いことじゃない。

むしろ、ちょうどいい。

夫婦だから、
パートナーだから、
ぜんぶわかり合えるはず。

そう思っていると、
わかってもらえなかったときに、
深く傷ついてしまう。


でも、考えてみれば、
相手は自分とは
まったく別の人生を
歩いてきた人だ。

見てきた景色も、
大切にしているものもちがう。

わからなくて、あたりまえ。

そこから始めると、
不思議と、やさしくなれる。


「わかってくれない」と怒るより、
「教えて」と聞けるようになる。

聞いてみると、
長く一緒にいる相手からも、
知らなかった話が出てくる。

子どもの頃の思い出や、
最近ひそかに
考えていたことなど、

何年一緒にいても、
初めて聞く話は尽きない。

これが、けっこう楽しい。


ぜんぶわかってしまったら、
もう質問は生まれない。

わかったつもりの相手より、
わからないから聞きたい相手。

そのほうが、関係はずっと、
新鮮なままでいられる。


きょう、あなたが
パートナーに聞いてみたいことは何ですか?