友人夫婦が、
小さなけんかの話をしてくれた。

夫のほうが、こう言ったそうだ。

「同じことを頼んでも、
すんなり通る日と、
もめる日があるんだよね」

聞いていて、
なるほどと思った。

けんかの原因は、
たいてい「内容」じゃない。

「タイミング」なのだ。

疲れて帰ってきた、直後。
何かに集中している、最中。
おなかがすいている、時。

どんなにやさしい言葉も、
そのタイミングだと、
とげのように刺さってしまう。

逆に、心に余白がある時なら、
少しくらい言い方が雑でも、
ちゃんと受け取ってもらえる。

大事な話ほど、
「何を言うか」の前に、
「いつ言うか」を選ぶ。

相手の顔を、
ひと呼吸ぶん、見てから。

内容が正しくても、
時が悪ければ、届かない。

急がず、相手の心に、
余白がある時を待つ。


あなたが大事な話をするなら、
どんな時を選びますか?