彩未の隣の万智も、
「うそっ!!!…ほんと…???」
その万智の声が大きかった。
それぞれが、
「え…???…何々…???」
生野、孔太の隣でニコニコと、
「あらあら。はははは。」
彩未、
「孔太にも、彼女いるぅ~~~。」
万智、みなを見回して、
「うんうんうん。みんな、今の聞いた…???…孔太に彼女いる。」
珠里、有紀、奈織も、目を見開いて、
「え――――――っ!!!」
睦美は微笑みながら。望月は口を丸く。
有紀、孔太に、
「いたんだ~~。」
そして、ニコニコと、
「イェ~~イ、ヤング~~。やるじゃ~~ん。」
ニコニコしながら孔太、
「はい、います。彼女。」
彩未がいきなり孔太に、
「いやいやいや、孔太。あんた、私に何も言ってないじゃんよ~~。」
そんな彩未に、
「いや。彩未が敢えて聞かないからでしょ。彩未にだって彼氏いるんだし。まっ。それは噂で知ってるけど。」
彩未、思わず、
「え―――――っ!!!うそ~~。いつから知ってんの~~???」
孔太、ビールを飲んで空を見て、頭を傾げて、
「いつだったかな~~~。」
そして彩未に、
「うん。忘れた。けど、かなり前から。」
いきなり彩未、
「う~~っそ。…ってか、あんた、孔太、彼女ってどんな。写真あるでしょ。」
そんな彩未に孔太、またまたあっけらかんとして、
「あるよ。」
隣りの生野、またまたニコニコして、
「おやおや。」
そしてビールをまた一口。
孔太がスマホで、
「ふん。これ。」
彩未、すぐさま孔太のスマホを取って、
「うそ。」
そして画像を見て、
「え――――――――っ!!!」
万智もそれを見て、
「わお。」
いきなり彩未、
「ええええええ。何で、何で~~???」
万智もいきなり、
「奇麗‐―――――っ!!!」
いきなり奈織、そして有紀も珠里も寄ってたかって。
潰されそうになる生野、
「かかかかか。おやおやおや。」
そして、孔太のスマホの画像を見て、
「マジッ!!!」
「嘘でしょ。」
「あっちゃ~~~。」
眞鍋と望月だけが微笑ましく。ふたり、顔を見せ合って笑顔で。
有紀、
「何これ、奇麗すぎ~~。」
珠里も孔太に、
「あんた。いやいやいや。」
そして生野に、
「事務局長~~。」
生野、
「はいはいはい。」
有紀も、
「見てこれ。孔太の彼女。」
そして生野、見せられたその画像に、
「あらまぁ~~~。」
そして孔太に、
「いやいやいや。孔太君、はははは。奇麗ですね~~~。」
そんな生野に孔太、チョコンと頭を下げて、
「あざっす。」
彩未、孔太に、
「ねねねねね、あんた、孔太。どこで知り合ったのよ、こんな美人~~。」
孔太、またまたあっけらかんとして、
「ん~~。俺たちの、ライブ…でかな。」
彩未、
「ライブ…???」
万智、
「ライブって。」
孔太、
「うん。俺、バンドやってるから。」
彩未、またまた、
「うっそ―――――――っ!!!」
有紀も珠里も奈織も、
「うそ。孔太、バンドやってんの。」
孔太、キョトンと。
「うん。そっすよ。キーボードやってます。」
いきなりまたみなが、
「え――――――――っ!!!」
望月、眞鍋に、
「盛り上がってますね。」
ニコニコと。
眞鍋もその声にニッコリと、
「えぇ。」
孔太の話しで盛り上がっている中で、ふたりだけで話しを始める眞鍋と望月。
眞鍋、
「望月さん、仕事、慣れました…???」
その声に望月、微笑みながらコクリと。
「少しだけですけど。眞鍋さんは…、その…。ピアノ講師。」
眞鍋も微笑んで、
「私は…。はは。今、楽しくやってます。」
「楽しく。」
「えぇ。…って言うか、以前も音楽教室でレッスンを。」
望月、目を見開いて、
「へぇ~~。そうなんですか~~。」
眞鍋、ニッコリと、
「えぇ。」
望月、賑わっている方を見て、
「でも、眞鍋さん、凄いですね~~。ピアノ講師。」
眞鍋を見て、
「ピアノは何歳から。」
「2歳です。」
「わっ。凄~~い。」
「望月さんは…、事務の仕事だけ…???」
その声に望月、
「うん。仕事は事務一筋。でも、他にも好きな事は~~。」
眞鍋、ニッコリと、
「何か。」
「サックスです。」
思わずドキンとする眞鍋、
「あら。」
そして、
「ははは。サックス~~。…と、言うと、ジャズが。」
望月、ニッコリと頷いて、
「えぇ。大好きです。」
「へぇ~~~~。」
ニコニコと。
そんな眞鍋に望月、僅かに顔を傾げて、
「驚かないところを見ると、眞鍋さんも、ジャズ。」
眞鍋、コクリと。
「はい。私も好きです。」
望月、
「あら~~。ははははは。」
眞鍋、
「サックス、いいですよね~~~。」
ニッコリと。そして柔らかい表情で。
望月、そんな眞鍋を見て、
「眞鍋さん。サックスに何か、思い込みって…。」
そんな声に眞鍋、思わず、
「え…???…あぁ。」
望月を見て、
「ふふ。ジャズが好きで、それこそ、サックスが好きな知り合い、いるんです。」
「へぇ~~ぇえ~~。」
そして望月、眞鍋に寄り添い小声で、
「眞鍋さんの好きな人がその人ですか…???」
耳打ちするように。
いきなり眞鍋、ほんのりと赤く、
「え…???」
望月、そんな眞鍋を見てニッコリと。そして唇に人差し指を、
「シ―――――ッ。秘密です。」

ママでいい…。 vol,262. 望月、眞鍋に寄り添い小声で、「眞鍋さんの好きな人がその人ですか…???」
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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
