「まっ。でも、今の日本は、それほど…って、言っちゃあ失礼だけど…。結構、日本人と外国人の結婚も。」
耀司。
汐梨も、
「うんうんうん。…って言うか、東京で、外国人が生活している数…???55万人だから。」
芙美花、
「うそ。」
目を真ん丸に。
耀司、スマホでササササッと。そして、
「ふんふん。…でぇ~~。日本に在住している外国人の数が、358万8956人。」
芙美花、体をビクンと。
「え―――――――っ!!!」
「…と~~。因みに~~。」
睦美を見て、
「韓国に在住する外国人の数。244万9542人」
睦美、
「わお。いるんですね~~。」
耀司、
「まっ。何れにしても、子を思う親って、やつだろうね~~。それと。地位。今や、日本じゃ、それほど。…でも。…って言うか。」
そこまで言って思わず可笑しくなって。
「離婚するのも、凄い数。」
芙美花、
「うそ。そうなの…???」
汐梨、
「凡そ、3組に1組は離婚してる~~。」
芙美花、目を真ん丸にして、
「3組に1組。」
耀司、
「まぁな。人それぞれ、その人たちのバックグラウンドがある。…と、同時に、感情。それに、最初は…、だったけど、前は。ほら。良くあるじゃん、成田離婚って。ま、今や、スピード離婚。お互いの関係の悪化ね。新婚旅行で、こんなはずじゃなかった。な~~んてな。まっ。他にも性格の不一致などなど。上げりゃキリがないけど。他にも、家庭の事情と言うのもあるかも知れない。けど、社会の地位。富裕層の家族が極々庶民的な家族と結婚。当然、富裕層の家族は、家柄に泥を塗る。な~~んて、事になるんだろうけど、俺だったら、んなの、好きなら、好きな者同士。それが本当の人間愛って、思うけどね~~。まっ。中には、富裕層だからって。子供の頃から英才教育。…で、結局、鼻っぱしが強くってお嬢様気分ありあり。って人も、いるんだろうけど…。」
汐梨、
「くくくくく。高嶺の花…的、お嬢様。」
「絵に描いたような。なぁ~~。」
耀司、汐梨に。
汐梨も、
「毎日がブランド。そして、高級車。夜はパーティ。男を顎で使う。な~~んてね。」
いきなり耀司、体を震わせて、
「ゾクっとするね~~。くわばら、くわばら。う~~~。」
芙美花、可笑しがって、
「かかかかかかかか。確かに~~。ドラマにもあるし~~。」
睦美は黙って聞いている。
耀司、
「まぁね。とにかく、人となりだよ。この結婚式だって、元々は花嫁も新郎も、結婚する気なんてさらさら。」
汐梨、
「うんうんうん。」
芙美花も睦美も、
「えっ…???」
「そうだったんですか…???」
汐梨、両眉を上下に、
「でも、どっちも…。花嫁は友達から婚活パーティに誘われて。その理由が、美味しいものがたっくさん。」
芙美花と睦美、
「わお。」
「でぇ~~。新郎の方は~~。おばさんがぁ、子供の頃から新郎を可愛がって~~。そろそろ結婚をって。新郎に兄がいるんだけど~~。その兄は既に結婚してて~~。そば屋の跡継ぎとして~~、修行中~。新郎は一般企業の会社員。結婚なんてさらさら。でも、その婚活パーティで初めて会って~~。お互いにファーストインプレッションで、この人。ってなって~~。そのまま結婚ばなし。」
芙美花、
「へぇ~~。そうなんだ~~。」
睦美も、
「そうなんですね~~。」
耀司、
「まっ。俺の場合は。…もし仮に、芙美花が将来、結婚なんて、事に。好きな男性と出会って…???…その男性が今回みたいに。大企業の御曹司。」
途端に芙美花、可笑しくなって、
「ないないないない。」
「…って。もしもの場合。仮にあったとして。…でも、俺は、それには反対しない。」
芙美花、父を見て、
「なんでよ。」
「おまえたちが真剣に考えた末に出した結論だろ。おとうさんは、その考えには従う。…って言うか、いいんじゃないって。」
いきなり芙美花、
「うそ―――――――っ。」
「なっ。それ、うそ――――――っ。…けど、それが、結局は、うそじゃない。真剣に恋してみて、真剣にその人を愛してみて…。幾ら境遇が違うにしても、それを乗り越える覚悟があっての、そのふたりなんだったら、何、世間体だの、血筋だの関係ない。…で、結果、もし断念。破綻。なんてな事になれば、その人は、それだけの人でしかなかった。それだけの事、なんじゃない…???…で、もし、芙美花、おまえが妊娠して、シングルマザーになったとして。…けど、おとうさんはおまえを応援する。そこまでの覚悟があるからね。…って言うか、おとうさん、おまえを守る。社会云々、そんなものどうでもあれ、おとうさんの大切な娘だから。」
その話に芙美花、
「おとうさん。」
汐梨、
「かかかかか。まぁ、そういうこった。」
そして。
「睦美さん、夕ご飯ね~~。」
その声に睦美、
「あん。すみませ~~ん。」
耀司、そんな睦美を見て、にっこりと。

ママでいい…。 vol,207. 「社会云々、そんなものどうでもあれ、おとうさんの大切な娘だから。」
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