ラストソングはback numberのクリスマスソング。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 一番席の端の方、その2番目の席からだろうか、立ちあがったひとりの女性。

睦美の声、
「小白川亜耶乃からの、クリスマスソングを弾いていただきます。」

その紹介に小白川、会場内に向かって丁寧にお辞儀をして。

汐梨、
「このヨシカワ音楽教室の一番の先生。」

耀司、
「あれ…???…確か、睦美さん、あの先生からピアノ…。…じゃなかったかな~~。」

会場内から拍手。

子供たちも、
「先生~~。」

小白川、子供たちにニコニコとそして、右手を振って。ピアノの椅子に。

そして…。最初の曲に、会場内で、
「あ~~。ははは。うんうんうん。これこれ~~。」
赤鼻のトナカイである。

汐梨も勝臣も耀司も、
「うんうんうん。いいね。」

そして…。次の曲。

最初のワンフレーズで、会場内拍手。

汐梨、勝臣、耀司、
「さすがにこれは、外せないか~~。」
山下達郎のクリスマスイブ。

前列の子供たちも両肩を揺さぶりながら…。

耀司、
「さすがは、子供たちも知ってるか~~。」

汐梨、
「まぁね~~。クリスマス前から流れてるもんね~~。」

耀司、聴きながらも、
「いやいやいや。さすがに上手い。」


そして…。次の曲。

会場内からは、
「うんうんうん。これだよね~~。」

子供たち、体を揺らしながら。ジングルベルである。

耀司、
「いやいやいや。ほんと、クリスマスだわ。ははは。」


…そして…。小白川本人から。会場に向けて、
「今日は、本当に、どうもありがとうございます。この子供たちのクリスマス合唱に多くの方々が賛同してくれました。そんなみなさまに、最後の曲をプレゼント致します。聞いてください。」

静まり返る会場内。そして…。

これもまたワンフレーズ、若いママさんたち、いきなり、
「わ~~~~っ!!!」
大きな声で。

ただ、殆どが若いママさんたちなのだが…。

汐梨、頭を揺らしながら、
「いやいやいや。これ、来たか~~。」

耀司、
「back numberねぇ~~。」

勝臣、
「おやおや。お義兄さん、知ってましたか。」

その声に耀司、
「いや…。知ってましたかって言っても、テレビやラジオで、聞こえてくるんだもん。」

その声に勝臣、ニコニコ、
「確かに。」

ラストソングはback numberのクリスマスソング。



演奏が終わった途端に拍手喝采。
小白川、椅子から立ち上がり、丁寧にお辞儀を。会場内の拍手は鳴り止まない。

睦美の声、
「小白川亜耶乃先生。どうもありがとうございました。」
そして、
「みなさま、楽しんでいただけたでしょうか。このヨシカワ音楽教室の子供たちによるクリスマス子供合唱団。ありがとうございました。これからも、子供たちの事、よろしくお願い致します。」

そんな声に、会場内からも拍手喝采。

耀司、
「いやいやいや。何とも。勝臣君、ビデオ。」

勝臣、そんな耀司、
「バッチリです。」

「OK~~。はははは。」

会場内では、それぞれの子供たちが親御さんたちに。

耀司、
「いやはや。ビデオを持っている人や、スマホで最期まで動画撮影の人~~。」

汐梨、
「うんうんうん。はははは。」




小白川、教室長の善川と握手を。そして生野とも握手を。

そして小白川、会場の隅の司会席に。
「睦美~~。」

睦美、
「ははは。先生~~。お疲れ様でした~~。」

そんな睦美に、小白川、
「ううん~~。はは。MC良かったじゃな~~い。うん~~???」

その声に睦美、恐縮しまくりで、
「いえいえいえ。だって~~。いきなりなんですもの~~。本当は有紀さんが司会のはずなのに~~。どうせなら、眞鍋さん、やってみないって。いきなりですよ、いきなり~~。」

小白川、その声に、
「うんうんうん。でも、結果オーライ。」

睦美、思わず右手を出して振りながら、
「いえいえ。とにかくビックリで。日本語だって、私。」

そんな睦美に小白川、
「ううん。逆に、その日本語でいいのよ。日本人にも好まれるイントネーションで。しかも、新鮮。あなた、睦美、いつも事務局で一番奥の方でしょ。あんまり目立たない。でも、他の事務局の人たちは、何かしら、みんな…、声を聞いてるから。親御さんも余り表に出ない。そして、余り聞いたこともない声って、新鮮なのよ。だから、今回、正解よ、睦美~~。」
と、ニッコリ。

睦美、その話に、丁寧にお辞儀をして。
「ありがとうございます。」

そして、善川も。
「眞鍋さん、MCお疲れ様。ふふふ。良かったじゃない~~。みなさん、気分良く、楽しまれた感じ。ねぇ~~。」

そんな善川にも睦美、丁寧にお辞儀をして、
「ありがとうございます。」

「それに…。来年から、また、心機一転。頑張ってもらうわよ。」
と、善川。

睦美、その声に、
「えっ…???」

小白川と善川、そんな睦美にニッコリと。

小白川も、
「うんうんうん。」



子供たちと保護者はそれぞれ事務局員たちに挨拶をして音楽教室のドアを。

耀司たちも、
「さて。帰るか。」

汐梨、
「ま~~た~~。他人事~~。睦美さんには~~???」

「いや。そんな事、言われても~~。こればっかりは~~。」
「ライン、しなさい。」








ママでいい…。   vol,184.   ラストソングはback numberのクリスマスソング。

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