3人揃って、「イケオジ~~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 瞬間、景織子、廊下に聞こえるように、
「なんでもな~~い。」

ドアの外から、
「階段まで来たら、凄い声が聞こえて来たから~~。勉強、お疲れ様~~。」

景織子、
「おばあちゃん。」

千愛、詩乃、まだ口に両手を。
芙美花、唇を口の中に。

そして…。千愛、
「いやいやいや。そりゃないでしょ。幾ら何でも。」

詩乃も、
「うんうんうん。…って、言うか、芙美花のおとうさん、見た事ないから…。写真なんか…。」

芙美花、
「うん。あるよ。」
自分のスマホを。そして、
「はい。」

景織子、途端に椅子から離れて。

千愛も詩乃も、
「おっと。」

そして、写真を。
「へぇ~~。」
「わ~~お。」
「何と。」
3人揃って、
「イケオジ~~~。」

「…って…、けどさ~~。こんな素敵なおとうさん、何で…???」
画像を見て芙美花に、景織子。

詩乃も千愛も、
「うんうんうん。」

そんな声に芙美花、口を尖らせて、
「う~~ん~~。つまりは~~。ウチのおとうさんって~~。おかあさんから聞いた話だけど~~。」

3人、コクリと。
「おかあさんと付き合った時からも~~。その後も~~~。全く結婚願望ってなかった…、らしい。」

今度は3人、声を低くしての、
「うそ~~~~。」

詩乃、
「…ってか、芙美花のおかあさんって、どんな感じだっけ…???」

千愛も、
「うんうんうん、授業参観はあれど、そんな…、マジマジとは…。」

景織子、首を振って、
「うんうん。分かんな~~い。私と芙美花は中学から同じだけど~~。家が遠かったからね~~。そんな行き来できるぅ~~。」

芙美花、
「私のおかあさんは~~。こんな感じの人~~。私の誕生日の日のね~~。」
3人に。

3人、共に、画像を見て、
「凄~~~。」
「奇麗~~。」
「わあ。」

「病院の看護師さん。」

「うんうんうん。」
千愛。

詩乃も、
「それはみんな知ってる~~。」

芙美花、
「…って言うか~~。逆にね~~。おかあさんの方がおとうさんを徹底リード。したらしいの。」

3人揃って、
「へぇ~~~。」

詩乃、頭を傾げて、
「けど…。見た風には、おとうさんの方が~~。リードするような…、感じ、でもあるけどね~~。」

千愛、
「あ。私はどっちかって言うと~~。どっちもどっち。…何か、物凄い、相性が合ってると見た。」

「私も千愛と一緒~~。」
景織子。けれども、
「あっ。でも。でもでも~~。おかあさんが看護師なんだから~~。…って事は~~。やっぱ、詩乃の方か~~???」
そこまで言って、腕組みしながら景織子、
「あ、でも…。」
芙美花を見て、
「芙美花のおとうさんって、Webデザイナーだよね~~。職業柄、世の中、引く手数多。…と、なると~~~。ん~~~。憧れの職業。絶対に誰か好きな人はいるはず。…と、なれば~~。」
そして景織子。
「あん。やっぱ、看護師から、リード~~???」

「…って。…どこまで話、持って行く…???」
芙美花。

詩乃、思わず、
「ぷっ。」

千愛も、
「あん。」

景織子、思わず舌をチロリと。
「でした~~。」





けれども芙美花。家に帰っても余り、元気がなく、
夕食を食べながらも、父から、
「どうした…???…何か、様子、変だけど…。元気。」

そんな父に顔を振って、
「何でもない。」

汐梨も汐梨で、期末テスト時期、余り、神経質にならないように。と。


けれども、考えれば考える程に父の事が気になり、遂には…。



廊下で、清水に。
「先生~。」

清水、そんな芙美花に、「うん…???」

芙美花、清水に、
「すみませんけど…。相談に乗ってもらえますか…???」

清水、瞬きして…。





「おや。この時間、楓香先生が職員室にいる。珍しいですね~~。」
岬。

「あん。」
楓香。
「亜香里がね~~。ちょっと生徒の相談話で養護室、貸して欲しいって頼まれたの~~。」

岬、
「へぇ~~ぇえ~~。」

「まっ。今更始まった事じゃないからね~~。」

その声に彩夢、
「かかかかか。今じゃ、養護室、ある意味、生徒たちの溜まり場的、存在にまでなってるしね~~。まぁ~~。生徒たちの進路指導でも、進路指導の相談にも養護室~~、な~~んて話も聞くし~~。粟屋(あわや)先生のいる進路指導室では…。無理あるしね~~。」

岬、
「まぁ~~、当然。トライアングルの楓香先生がいるんですからね~~。」

「うるさいよ、岬~~。」

岬、頭を下げて、
「これは、これは~~。触らぬ神に祟りなし~~。」

養護室で清水、芙美花に、
「うん…???…で…???…芙美花さん…???」

芙美花、畏まった表情で、
「えぇ。」

清水の方から、
「その後…、おとうさん…、どお…???」

芙美花、父の事を聞かれて、
「あ、はい。大丈夫です。家で仕事。」

その声に清水、
「ねぇ~~。」
にこやかに。
「何か、憧れちゃう…って言うか、尊敬しちゃう。」

芙美花、思わず、
「えっ…???」

「だってそうじゃな~~い。今の社会、とにかくネットの時代。Webデザイナー。IT事業、これからも増々伸びるわよ~~。しかも、自宅でお仕事。リモートワークなんて、誰にも縛られない。」

芙美花、そんな話にニッコリと。
「はい。」








ママでいい…。   vol,167.   3人揃って、「イケオジ~~~。」

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庄司紗千「おふろ月夜」
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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