そして…。
一行はコルフス・デレーニョ、マグラン・コルフスと謁見。
多大なる歓迎を受け、日本に帰国。
そして…。
成田で舞桜、佐津香に、さりげなく、
「佐津香、おめでとう~~。」
瞬間、佐津香、舞桜に、
「へっ…???」
舞桜、佐津香にニッコリと。
「旦那、大事にしな。」
その声に佐津香、
「ふ~~ん。さすが舞桜、お見通し。」
すぐさま舞桜、
「何年付き合ってると思ってんのよ。」
佐津香、ニッコリと、
「かかかかか。確かにね~~。」
そして、
「ありがと。」
そして…、到着ロビーで。
佐津香、菜帆子に、
「さすがに社長、気付いてたわ、私と課長の事。」
何気にサラリと。
いきなり菜帆子、目をパチクリと、
「うそ。……。へぇ~~~。なんと。」
佐津香、
「そんな人だよ、あの人は。」
「…って…。」
菜帆子、
「え~~~。…って言うか、そんな素振り…、佐津香さん、全然。」
佐津香を見て…。
「まっ。会社に戻ったら。もぅね~~~。」
吉竹と小埜瀬、そして順平が圭衣子と励と一緒に。
菜帆子、佐津香の傍で、
「あは。あははははははは。こりゃ、凄い事になるわね~~。」
とにもかくにも、家に帰れば…。優維香からのハグ。
そして、駆け付けた伊寿美と須美からもハグ。
そして、フランスの土産話が一晩。
…の、一方で、こちらは。
吉竹と小埜瀬。そして…、もうひとり。
小埜瀬、思いっきり恐縮しての、
「初めまして~~。小埜瀬と申します。」
「こちらこそ、初めまして~~。もぅ~~。とにかく、感激。プレゼンの本人に会えるって電話で聞いて~~。」
奈菜、
「はは、胡桃~~。良かったね~~。」
照れてばかりいる武一。
「はは。はははははは。まっ。なぁ~~。」
峻、
「な~~にが、まぁなだ。とにかく、おめでとう。…そして、胡桃ちゃんも、おめでとう~~。」
その声に武一、
「はっ…???…何が…、胡桃…???」
そんな武一を見て奈菜、
「…ったくもぅ~~。武一~~。相変わらず、あんたは、ドンねぇ~~。」
武一、思わず目をパチクリと。
「は…???…って言うか…。おめでとうって…。俺たちの…、コンペでの…。」
いきなり峻、
「バ~~カ。…それは、それで…、ん~~。とにかく、おめでとうだ。…、けどな~~。」
瞬間、小埜瀬、
「あっ。もしかして。」
奈菜、小埜瀬を見て、ニタリと。
そして峻も小埜瀬を見て、
「おっ。さすがは、子持ち~~。」
武一、
「えっ…???」
胡桃と小埜瀬。そして峻と奈菜を見て、
「いやいやいや。何々…???」
何度も瞬き。
峻、カウンターの中で腕組みをして、そして顔を傾げて、
「…た~~くぅ~~。これだから~~。仕事は出来んだけど…。肝心の~~。」
武一、まだ何かしら、納得いかない顔で…。
「えっ…???」
小埜瀬、吉竹の傍で、
「部長~~。奥様。」
吉竹、すぐさま隣に座っている胡桃を見て、
「えっ…???…って。おま…。」
小埜瀬、
「できたんじゃ、ないんですか、奥様。」
すぐさま奈菜、
「さすがは小埜瀬さん。」
吉竹、
「えっ…???…出来たって何が…???」
峻、
「こら、おま。武一、ぶん殴るぞ。」
腕組みから右手を頭まで。
武一、そんな峻に、
「いやいやいやいやいや。」
小埜瀬、
「奥様、ご懐妊…???」
吉竹から胡桃に顔を。
その声に胡桃、ペコリと顔を。
吉竹、
「へっ…???…ご懐妊って…。胡桃…???」
奈菜、
「だ~~か~ら~~。」
瞬間、吉竹、目をぐるりと。口を窄めて…。そして…。
「え~~~ぇえ~~~???」
そして、胡桃を見て、
「お、おま…。…いや…。だって…。フランス行くとき…。」
「その…、2日目だって。いきなり、私に電話来て、お願いって…。」
奈菜。
「車で家に行ったら、胡桃ちゃん、お腹抱えて。」
峻。
いきなり吉竹、
「うっそ――――――――っ!!!」
「旦那が今、フランスで大変な時にって。」
また峻。
小埜瀬、いきなり拍手。
「いやいやいやいや、凄い、凄い。なんと。」
「まぁ。話は飲みながらって。はい。」
奈菜、小埜瀬の前に生ビールのジョッキを。
そして武一の前にも。そして、胡桃の前にはウーロン茶を。
奈菜、
「胡桃、3か月だって。」
小埜瀬、
「わ~~~お~~。おめでとうございます~~。」
胡桃、小埜瀬に、ペコリとお礼を。
「ありがとうございます。」
峻、
「ほらほら。ビール、行け、行け。」
小埜瀬、
「あっ。あ、ははははは。」
吉竹、
「んじゃまぁ~~。…とにかく。」
小埜瀬を見て、
「小埜瀬さん。コンペ。おめでとうございます。」
峻、
「よっ。」
奈菜も、
「おめでとう~~。」
胡桃も、
「おめでとうございます。」
小埜瀬、
「そして…。奥様。ご懐妊、おめでとうございます。」
峻、小埜瀬を見て、
「かかかかか。憎いね~~。この顔。プレゼンの名手だぜ。しっかし、感動したね~~。あの映像。いやいやいや。」
武一、
「では。おめでとう~~。乾杯。」
奈菜、峻にジョッキを。そして自分もウーロン茶。
「乾杯~~ぃ。」
吉竹、小埜瀬、ふたり同時に、
「うめぇ~~~~。」

好きになれない。 vol,253. 吉竹と小埜瀬。そして…、もうひとり。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
