順平、
「何々…???」
佐津香、
「どうし…。」
菜帆子、佐津香に、ある画像を…。
その画像を見て佐津香、
「え…???…あら。」
菜帆子、その画像を小埜瀬に。
愛結美、
「ちょっと、ちょっと…、私にも。」
菜帆子、愛結美に画像を…。
愛結美、画像を見た瞬間、
「わっ。」
そして、小埜瀬を見る。
「んま~~~~。」
小埜瀬、目をパチクリと、
「えっ…???…あっ。…え…???」
佐津香、そして菜帆子、愛結美を順々に見て。更に、
「え…???…え…???」
菜帆子、愛結美にスマホを渡して…。
愛結美、そのスマホを小埜瀬の顔の前に、
「これ~~。この人…。」
小埜瀬、その画像を見た瞬間、
「わっ!!!…って、えっ…???…うそ。…あった…???」
その声に佐津香、菜帆子、愛結美、
「えっ…???」
小埜瀬、
「あったんだ~~~。」
自分のスマホを受け取って。
順平、
「すんません。俺にも…いいっすか…。」
小埜瀬に。
小埜瀬、何とも、ほんわかな顔で、順平にスマホを。そして、再び、
「画像、あったんだ~~。」
愛結美、
「か、課長…???」
順平、
「何、凄。奇麗~~。」
佐津香も、
「うんうんうん。奇麗だわ。凄い。」
何気にゆったりとしている小埜瀬に菜帆子と愛結美、
「か、課長…???」
左津香も、順平から再びスマホの画像を見せられて小埜瀬を見て、
「ん…???」
順平、
「えっ…???」
ゆったりとした顔から、いきなり我に返ったような顔で小埜瀬、
「あっ。」
4人にペコリと。
「…と、すみません、どうも。」
一皿のメニューを片付けている未梨と伽璃菜、そして…、次のメニューへと。
左津香と菜帆子、
「へぇ~~~。」
愛結美、
「何とも嬉しい~~~。イタリア料理~~~。」
順平、
「はは。俺、こういうの初めて。何とも本格的~~~。」
左津香、そんな順平を見て、
「ふふ。」
菜帆子も、
「私も。はは。」
「でぇ~~~???…はは、嬉しい事に箸まで。ん~~~。ははは。」
ニッコリと愛結美、
「うんうんうん。私も。イタリアンとなると嬉しいけど、さすがにナイフとフォークでは、慣れてないもんねぇ~~~。」
そして、顔の前で両手を合わせて、頭をペコリと、
「…ごめんなさい。私はお箸。」
佐津香、目の前のイタリア料理を見て、
「まぁ~~、コンペとなると、当然、お箸は使えなくなってくるからねぇ~~、今から練習~~、と、いう意味も、あると思うけど…。」
瞬間、小埜瀬、
「い゛っ。あ、そうか。確かに。」
そして、4人をそれぞれ見ながら、
「…でも、誰がコンペに…???…行くのか…???」
顔を傾げて…。
佐津香、その声に、
「さすがにそこまでは…。」
菜帆子も顔を傾げて、
「ん~~~。多分、里江子さん。そして部長と課長は確定的。」
すぐさま小埜瀬、
「えっ…???…嘘。僕…???」
自分に指差して。
愛結美も、
「当然です。管理職なんですから。」
料理を一口、
「んふ。お~~いし。」
菜帆子も、顔を2度程コクリと、
「うんうんうん。」
順平も一口、
「わお。ははは。」
佐津香も、
「うんうんうん。凄いよね、この味…。あは…、まろやか~~~。」
そして、食べ終えて、
「あ。…でも、それ言ったら、菜帆子も、愛結美さんも。管理職。」
菜帆子と愛結美を見て、そして、
「順平も、管理職。」
順平、自分に右手人差し指を、
「お、俺も…???」
「だ~~~って~~~。シニアにゼネラル、そしてチーフにしたって、海外じゃ会社のトップクラス。役員や次長、それに部長代理とか副部長クラス。日本だから、課長の下付けに位置付けしているだけ。だから、海外では、管理職と言うか、役職者になっちゃう。」
佐津香の話に、菜帆子、愛結美と顔を見せ合い、お互いに指差し合いながらも、
「どうするよ、どうするよ。」
「ん~~~。」
「何れにしても、5人以上は、リストに、入るんじゃないかしら~~~。」
その声に、
「5人以上~~???…そんなに…???」
愛結美。
佐津香、チョコンと頷いて、
「ふん。だって、日本のコンペだって、3人、4人と…。…まぁ…、時には…???…ん~~。…ふたりで…って、いうのもあるけど。なんせ今回は海外。途中でどんなアクシデントがあるかも。だから、念には念を。」
そして佐津香、二つ目の皿の最後の一口を。そして、
「それだけの投資をしても充分な手応えを感じてるんじゃないの…???」
順平、佐津香に、
「いや、手応えってまだ何も…。」
「ふん。確かに。だからこそ、散々出し切った意見。それを今度はばら撒けば良い。」
ニコリと佐津香。
小埜瀬、
「な~るほど。リサーチならお手の物。」
菜帆子、愛結美、順平、
「あ、そっか。」
佐津香、
「何も、みんなであぁだの、こぅだのと、会議室で意見ぶつけ合っていても…、埒明かないんじゃないの…???…んふ。美味しかった~~。」
菜帆子、佐津香の皿を見て、
「早っや。」
佐津香、菜帆子に、
「ふふん。」
そして、愛結美を見て、小野瀬を見て…。

好きになれない。 vol,139. 愛結美、「ちょっと、ちょっと…、私にも。」
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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
