菜帆子、「…でも…。逆に~~。私たちの、この人数の方が…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 順平、瞼を上下に、目をぐるりと…。
「10代モデル。」
そして顔を傾げて、
「いや~~。」

小埜瀬、可笑しがりながら、
「いやいやいや。笑うしかないですね~~。10代モデル。どんな女の子だったのやら。」

愛結美も小埜瀬を見て両眉を上下に。

佐津香、
「まっ。バレンタインなんかも。」

その声にまた順平。
「おほ。」

「まっ。そういう、プライベートな事までは、知らないけど…。」

その瞬間、菜帆子も愛結美も順平も、それぞれのそれぞれらしいガクッ。

小野瀬も顔をいきなりコクッと前に。
「佐津香さ~~ん。」

佐津香、そんな小埜瀬を見てニッコリと。
そんな佐津香を見て小埜瀬、思わず瞬き。

丸テーブル。
佐津香の右に順平。そして小埜瀬。佐津香の左に菜帆子、愛結美。
愛結美の隣が小埜瀬である。

菜帆子、
「まっ。…でも…。逆に~~。私たちの、この人数の方が…。」
周りを見て、
「丁度良かったのかしら~~。」

愛結美も、両肘をテーブルに、両手指を組んで、辺りを見渡しながら、
「ふ~~ん。…もしかして…かな~~。」
ニコリと。

順平も、
「まっ。それも…、ありか…。」
グラスの中の水を飲んで。

菜帆子、
「課長も、仙台では、このくらいの人数…???」

小埜瀬、
「あっ。…ん~~~。…でも…、一番は…、2、3人ってトコかな~~。」

菜帆子、揶揄うように、
「その、2、3人の中に、女性は…???」

間髪入れずに小埜瀬、
「えぇ、いましたよ。物凄いのが。」

瞬間、菜帆子、愛結美、目を真ん丸にして興味ありそうに、
「わぁ。」
「ねね。どんな人…???」

「広報部の課長さんなんですけど…。とにかく、化粧品には長けている。」

菜帆子、愛結美、数回頷きながらの、
「うんうん。」

小埜瀬、
「ん~~~~。まっ。いいでしょ。はは。いつも仕事帰りに一緒に飲んでたんすけどね。」
スマホをポケットから。…そして、アルバムから画像を…。それを愛結美に、
「こういう人~~。」

愛結美、
「はいはいはい。すみません。」
小埜瀬のスマホを受け取る。見た瞬間、いきなり口に右手を。
「うわっ。凄い。」

菜帆子も、
「どれどれ~~。」
そして、
「わ~~~お。確かに。貫禄ありそう~~~。はははは。」

小埜瀬も、ニコリと、
「でっしょう~~~。とにかく、凄い人。」

順平も、
「見せて、見せて。」

菜帆子、
「は~~い、この人~~。」

順平、菜帆子から受け取って、
「おほ。さすが、凄い。」
小埜瀬に、
「何歳くらいの人なんすか…???」

「確か~~。僕より、4つ…年上…???…もぅ~~完璧に既婚者…。そして、大学生がひとりいるって言ってたかな…???…物凄いバイタリティ~~。」

順平、佐津香に、
「佐津香さん。」

佐津香、
「ん~~~???」
そして、
「あら。」

小埜瀬、
「なんか、いっつも、突進されてくるようで…。…しかも…、これがまた酒が強い。」
困ったような笑顔で…。
「私ゃね。こぅ見えても、レストランなんて…、殆ど行かないよ。飲んでないと落ち着かないからね。居酒屋で十分。…なんてね。」

菜帆子も愛結美も目を真ん丸にして、
「わ~~お。凄~~。」

「…で、その…、僕の隣の男性。僕より年下で、2つほど…。…でも、その人がいないと…。てんで埒が明かない。マーケティングリサーチはお手の物。分析のプロみたいな人で…。まっ。仙台。今思えば、凄かったですね~~。」

菜帆子、
「へぇ~~~。」

「まっ。とにかく、仕事漬けでした。」

瞬間、愛結美、
「えっ…???…えっ…???…なんで…???…そんな…、仕事ばかりで…、課長自身の…。気になる女性って~~~。」

その声に小埜瀬、
「ん~~~。…まぁね~~~。倅が…、産まれてからすぐに…。実際、適わなかったですよ。」

菜帆子、
「適わなかったって…。課長…、もしかして…。」
口を窄ませて、
「奥さんの事…。」

小埜瀬、その菜帆子の声に、少し照れ臭くなりながらも、
「まっ。…これだけは…、しょうが…ないっすね~~。…みっともない男って言われても。…未だに…、はは。…20数年経っても…。」

菜帆子、小野瀬にスマホを…。

その時、佐津香、ニッコリと、
「いいじゃないですか~課長~~。いつになっても、奥様の事。」

小埜瀬、そんな佐津香に、頭を撫でながらも、
「いやいやいや。お恥ずかしい。…まっ。仙台の…、僕を誘ってくれた営業統括部長。僕の同期なんですけど。子どもが3人。もぅ…3人共に結婚して、孫までいる。もぅ~~、しょっちゅうでした。早く誰かいい人~~って。」

その時、ふたりの女性が…。
「お待たせしました~~。」

5人、思わず、
「わっ!!!」

佐津香、
「そういえば…。」

菜帆子、
「私たち…、話に夢中になって。」

愛結美、
「まだオーダー。」

小埜瀬、
「あ、あ。」

けれどもメニューがテーブルに。

順平、
「うそ。」








好きになれない。   vol,137.  菜帆子、「…でも…。逆に~~。私たちの、この人数の方が…。」

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