佐津香、
「ほらほらほら~~。愛結美さ~~ん。小埜瀬課長~。静歌に耀~。順平~~。龍二~。基美~。恵梨~。圭衣子~~。和津美、結羅、励、菜帆子~。それに、千優ちゃんに燈子ちゃんも~~。」
燈子の頭を撫でながら。
「あなたたち、みんな、いるでしょう~~。…それに~~。」
口を尖らせて佐津香。
「吉竹武一~~~。」
その一言に舞桜、
「クク。」
そして、ニッコリと。吉竹に、
「吉竹部長、佐津香にしてやられたわね。」
吉竹、瞬間、頭を下げて、
「はっ。ははぁ~~。ははははは。何とも…。」
すぐさま、愛結美、
「うん。」
頷いて、
「やってみよ。」
そしてメンバーたちを見て、
「ねっ。みんな。」
メンバーたち、それぞれに顔を見せ合い…。
そして…、圭衣子が…。口を真一文字に。そして。
「やる…しか…。ないかぁ~~。」
その一言で、その他のメンバーたちも、
「だ~~ね。佐津香さんも言ってくれた事だし。」
「うんうん。」
「ヨシ。」
「やっちゃおう、やっちゃおう~~。」
そんな雰囲気に小埜瀬、目も口も丸くして、
「お~~~~。」
愛結美、ニコリと。
吉竹、口をへの字にして、目を丸く、思わず背伸び、そして小さく、
「ふ~~~。」
舞桜、笑顔で、
「じゃ、決まりね。」
由利塚もメンバーたちに丁寧にお辞儀を。
「ありがとうございます。」
舞桜が先に立ち、続いて由利塚。
そして、愛結美と吉竹。
取り残された小埜瀬。両サイドががら空きに。
すると、たちまち両サイドには圭衣子と恵梨が…。
瓶ビールを持って、
「はい、課長~~。」
小埜瀬のコップにビールを…。
小埜瀬、
「あ、あ~~。はいはい。ありがと。」
菜帆子、
「かかかか。始~~じまった~~。」
佐津香も笑顔で、
「あらら~~。捕まっちゃった~~。」
店の玄関では…。
吉竹、伊縫に一礼を。
「社長~~。わざわざありがとうございました。」
その声に舞桜、ニッコリと、
「ふふ、よろしくね。あ、理江子。」
由利塚、
「はい。」
そして、バッグの中から一枚ののし袋を。吉竹に一礼して、
「お願いします。」
吉竹、顔を左右に、そして右手を振って、
「いやいや。」
そして愛結美に、
「曾我野に。」
由利塚、両肩をチョコンと。
「そうでした…。愛結美さん、お願いします。」
愛結美、一礼して両手を。
「ありがとうございます。頂戴いたします。」
舞桜、スマホでササササと。そして、
「じゃ、私たちは。」
タイミング良く、車が…。そしてふたりは車に乗り込み…。
車は走り出す。吉竹、愛結美、共々、車に一礼して…。
吉竹、
「さて。と。飲み直すか。…って言うか…、幾ら、入ってんだ…???」
その声に愛結美、顔を傾げて、
「さっ???」
佐津香、バッグの中のラインの着信音に、
「ふん~~~???」
そしてバッグの中からスマホを…。画面を見て…。
舞桜からである。
「サンキュウ~~。助かった。」
佐津香、メッセージを見て、ニッコリと、
「ふふん。」
そんな佐津香を見て、菜帆子、
「佐津香さ~~ん。ライン、誰…???」
そんな菜帆子に佐津香、燈子と千優の後ろから画面を見せて。
菜帆子、画面を見て、思わずニンマリ。
佐津香、そんな菜帆子に、
「決まってんでしょ。」
菜帆子、口をアヒルのようにして、頷きながら、
「確かに。」
吉竹、
「ヨ~~シと~~。飲むか~~~。…って…、アレ…???…俺の席…。」
既に、愛結美の席と吉竹の席はメンバーから占領されていた。
小埜瀬、メンバーらからビールのお酌を立て続けに。そして、質問攻めに。
吉竹、
「かかかか。相も変わらず、絡まれてんなぁ~~。」
そして、
「んじゃまぁ~~。順平、ほれ、飲め。」
順平、
「あざっす。」
菜帆子が圭衣子たちに、
「ほどほどにね~~。課長も~~。そんな…。あ~~ぁあ~~。」
吉竹、そんな小埜瀬を見て、菜帆子に、
「いや。あれで小埜瀬君、結構酒は、いける口。」
その声に、順平、そして龍二に佐津香、菜帆子、愛結美に、新人ふたりも、
「へぇ~~。そうなんだ。」
吉竹、龍二にもビールを注ぎ、
「小埜瀬君、ひとりだから…、ちょくちょく、一緒に夜、飯食ってる。」
佐津香、
「あぁ~~。奈菜ちゃんの店~~。門倉。吉竹、門倉さんの後輩だもんね~~。はは。な~~るほど。」
吉竹、ニンマリとして、
「そぅいぅ事~~。」
けれども燈子と千優、
「うそ。佐津香さん、部長の事、苗字で。」
菜帆子と愛結美、口をへの字にして、
「まっ。酒の席ではね~~。当然。」
するとまたまた燈子、口を押さえて、
「うそ。」
千優はニコニコしながら、
「いやいやいや。凄い。へっ…???」
菜帆子、
「やだ、あなたたちの歓迎会の時だって、部長に佐津香さん、苗字で…。」
その声に燈子と千優、頻りに顔を左右に、
「いえいえいえ。全然、全然。あの時なんてもぅ~~。他の人たちとかなり盛り上がってましたから…。全く…。」

好きになれない。 vol,084. 「あなたたち、みんな、いるでしょう~~。」
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