「ただ…。ユズが…、心配な、だけだよね~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 柚香、
「ぷぷぷぷ。」

幸乃、
「くくくく。」

愛実、困ったような顔で、そして真輝を見て、
「何とまぁ~~。」

真輝、そんな3人を見て、まだ頭を掻きながら、
「えっ…???…えぇ…???…何か…、変な事…、言った…???」

瞬間、愛実、目を真ん丸にして、パチクリと。そして口を真一文字に、
「ううん。…何でもない。」
そして、
「ただ…。ユズが…、心配な、だけだよね~~。…病院の時から、一緒だし~~。」

その声に今度は柚香、
「メグ~~~。」

幸乃、ようやく落ち着いたのか、柚香を見て、笑顔で…。
そしてまた愛実と真輝を見て、
「ふたりとも、ありがとうね~~。」

瞬間、愛実、右手を、そして、
「あん。だから、おばあちゃん。」

間髪入れずに幸乃、顔を左右に、
「ううん。そうじゃなくって…。おばあちゃんが言いたいのは、ふたりに、柚香の友達になってくれて、ありがとうって言う意味。…そして…。…これからもよろしくって…。」
幸乃、ふたりにお辞儀するように。

愛実、
「あん。…それなら…。」
そして真輝を見て、
「うん。はい。その、ありがとう。素直に、受け止めます。」
幸乃に頭をペコリと、
「そして、ユズを、これからも。」
そして真輝を見て、
「ねっ。」

真輝、その声に、いきなり頭をペコリと、
「はい。」

愛実、
「おっと。いきなりおっきく。」

瞬間、真輝、愛実を見て、
「えっ…???…いや…。」

愛実、また右眉を歪めて、
「だから。それはもぅ。いい。」

幸乃も、そんな真輝を見て笑顔で…。そして幸乃、柚香を見て…。
「そぅかぃ。柚香…、陽織に…。」

柚香もその声に、
「うん。…でも…、私は、全く…。…陽織になってた時の記憶は…。」
そして顔を左右に…。
「全然、覚えてない。…その時の状況を知っているのは…。」
そして柚香、愛実と真輝を見て…。そして、幸乃を見て、
「他にも何人かいる。」

その声には幸乃も、目をパチクリと、
「何人も…???」

柚香、瞬きして、
「うん。」
顔をコクリと。
「おばあちゃんの知っている熊沢先生。そして、おばあちゃんがさっき電話で話していた藪岡先生。その先生も陽織とは会っている。」

その声に幸乃、
「おや。そうなのかぃ。」

「うん。…で、その他にも…。同じ大学の人。ふたり。…って言うか、そもそも…、そのふたりが、切っ掛けなんだけど…。」

愛実、
「ユズさぁ~~。そのふたりって…。同じ大学の…。」

その声に柚香、愛実に、
「うん。エンカントで陽織を見て、大学で瓜二つの私を見て、あれ…???…って思って、私に話し掛けて来たの。」

真輝、
「亮輔ねぇ~~。」

柚香、
「うん。亮輔さんと阿須賀さん。」

幸乃、柚香を見て、
「柚香~~。」

そんな祖母に柚香、
「うん…???…はは。大丈夫だよ~~。少しずつ、少しずつ。それに…、メグも真輝君もいるから。」

「あ~~っと。ヤバ。亮輔に電話するの、忘れてた。さっき。」
真輝、慌てて。

すると愛実も、
「あっ。そう言えば…、確かに、さっき…。」

するといきなり真輝のスマホに着メロ。
「わっ。」
画面には、「亮輔」真輝、
「ちょっと、ごめん。」
いきなり立ち上がり、廊下に。
電話に出るやいなや真輝、
「ごめん。電話するの忘れてた。」

スマホから、
「…た~~く~~。ようやく電話が繋がったと思ったら~~。…何回電話したか~~。その度に話し中~~。一体、誰と喋ってたんだか~~。」

真輝、スマホに、
「スマン。申し訳ない。…電話、藪岡先生と話してたんだ。」

「ふ~~~ん。…でぇ~~。陽織ちゃん、今、どぉ…???」

その声に真輝、
「あぁ。」
茶の間の方に顔を、そして、
「今は柚香さんに戻ってる。」

「はっ???…どういう事…???…あれから…???」
「うん。ものの…1時間…半…くらいかな。あれから3人で外に出て、歩きながら…。…で、途中でべンチに座って、休んでジュース飲んで…。それから、柚香さんの話をして、それからちょっとした事で陽織ちゃん、柚香さんに代わった。」

「ちょっとした事で…???」
亮輔、冷蔵庫から缶ビールを…。

真輝、
「あぁ。…実は、陽織ちゃん、ベンチの上から体育座りになって、地面に落ちそうになったんだ。その瞬間に、いきなり柚香さんに代わったって…。」

その声に亮輔、
「ふ~~ん~~。」

「…で、その前に藪岡先生とも電話してたんだ。」

ビールを飲みながら亮輔、
「藪さんと…。あぁ~~。そっか。道理で電話、繋がんないって思った。…って事は、藪さんと電話してたんだ。」

真輝、
「あぁ。…かも…。…で、今、3人で、柚香さんの家。おばあちゃんと話してる。」

「おばあちゃん。」
「うん。柚香さん、実際、陽織になっていたって…。おばあちゃん、今現在の事、知らないでいたから。」

「あっ。そっか~~。」
そして亮輔、またビールを飲みながら、
「…って言うか、陽織から柚香さんに代わるのって、早くねぇ…???」








LIBRA~リブラ~   vol,098.  「ただ…。ユズが…、心配な、だけだよね~~。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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