7時過ぎになっても起きて来ない柚香。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 7時過ぎになっても起きて来ない柚香。

幸乃、顔を傾げて、
「変ね~~。」
2階に上がって柚香の部屋に…。ドアを開けて、ベッドに、
「柚香~~。柚香。」

完璧に熟睡状態。

幸乃、ニッコリとして、
「おやおや。」
そして布団を僅かに捲って、
「柚香~~。」

その声に柚香、
「う~~ん。ん~~。」
僅かに寝返りを打つように…。

幸乃、
「もぅ、朝の7時過ぎだよ。ご飯。」

柚香、また、
「う~~ん。もぅ…少し~~。」

幸乃、困ったような顔をして、
「困った子だね~~。」

すると柚香、いきなり、バッ。
「今、何時…???」
目をパチクリと。けれどもその瞬間、しかめっ面をして、
「痛った~~~。」

幸乃、キョトンとさせて、
「どうしたんだぃ…???」

柚香、前髪をダラリと、髪に指を入れるように、
「頭痛~~。物凄、ズキズキ…。何なのこれ~~。」

幸乃、両眉の先端を吊り上げて、
「ん~~~???」
柚香の額に左手を…。
「ふん…???…けど…、特に…、熱は…???…風邪の症状でも…。」

柚香、
「あ~~~ん~~。」
僅かに顔をもたげて…。

その時、幸乃、一瞬、
「…ん…???」
そして幸乃、
「変だね~~。」

そんな幸乃に柚香、
「ん~~~???」

「お酒の…、匂いが…。」

その声に柚香、
「お酒…???…なんで…、お酒…???…訳分かんないけど…。」

柚香の声に幸乃も、目をキョロキョロと。そして顔を傾げて、口を尖らせて、
「うん。まぁ…。おばあちゃんにも分かんないけど…。おまえがお酒…。飲めないの分かってるから…。」

「飲めない…んじゃ…ないけど…。飲まない。一杯も飲まない内に天国になる。」

幸乃、
「うんうんうん。」
けれども…、
「なんだ…けど~~。…確かに、お酒の匂い。」
そして幸乃、
「柚香、おま、ちょっと息、吐いてみな。」

「うん…???…うん。はぁ~~。」

すると、今度は…。幸乃、顔を傾げて、
「ふん。今度は…全然。」

柚香も、顔を歪めて、
「何なの…???」
そして、顔を歪めたままで、
「あ~~ん。また、何だか、口の中、カラカラ。喉乾いてるよ~~。この前も何だか、同じような…感覚~~。」
ベッドから起き上がって…。

幸乃、
「ご飯、どうする…???」

その声に口を尖らせての柚香、
「う~~ん…。頭はズキズキするし~~。…とは言え…。何か…、お腹の中には…。」

幸乃、
「入れ…たい。」

柚香、口を尖らせて、
「ふ~~~ん。」





電車に乗りながら柚香、愛実に、
「何だか、チョイ、体…、変なんだけど…。」
ラインで送信。

数秒後、
「オッハ~~。何…、体…、どうしたの…???」

「朝、起きると頭が痛い。…でも、風邪じゃない。」

また数秒後、
「何それ…???…何か…、疲れてる…???」

「ううん…。」
「うん。分かった。後で、電話するね。」

「OK。」



けれども、特段、何か変わった事などなく、またその日も無事に…。
お昼に愛実とも電話で話したのだが、結局結論は出ず。その日の夜も普通に…。



…けれども…。それから2日目だった。大学の帰りに電車で…。
そこまで良かった。ホームに降りて…。けれども、その時、やけにホームも人混み。
その時、真輝が柚香を発見。ニコニコしながら柚香に接近。人の間を潜るように…。
…そして、ようやく柚香の右肩に右手を。

思わず振り向く柚香…、だが…。真輝を見た途端に、両眉の先を吊り上げて、
「…ん…???…誰…???…あんた…???…馴れ馴れしく人の肩に触れないでよね。」
そう言ってすぐさま、急ぎ足で…。

瞬間、真輝は目をパチクリと…。そのままその場に立ち尽くしたままで、
「えっ…???…あれ…???」
顔を傾げて…。右手で頭を掻きながら…。今さっきの状況が…。
「…もしかし…て…、人…、違い…???」
目をキョロキョロと…。…そして、考えながらも、
「い~~や~~。そんな…訳は…。…確かに、柚香さん。…だったんだ…、けどな~~。」
真輝、今度はスマホを出して、柚香にラインを…。
あれからちょくちょくとメッセージは交換している。けれども、歩きながらも、返信は来ない。
…というより…、既読にもならない。真輝、考え込みながら、
「え~~~ぇえ~~???」



けれども…。自宅前、僅かに数メートルで、柚香、思わず右膝がカックン。
「わお。」
その瞬間、
「あれ…???…なんで私、家の前にいる…???…真輝君と会う…。へっ…???」
そして柚香、思わずスマホを出して、
「えっ…???」
すぐさまラインの画面から真輝に。


バッグの中でスマホの着メロが…。けれども真輝はイヤフォンで…。

柚香、
「あ~~~ん。マジか~~。多分、イヤフォン…しちゃってるね~~。」
指先でトン。
「…って言うか、なんで…、私…、家に帰ってる…???」

そして柚香、玄関に…。
「ただいま~~。」








LIBRA~リブラ~   vol,023.   7時過ぎになっても起きて来ない柚香。

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