「で…???…で…???夢乃ちゃん。聖子おばちゃん…???」
身を乗り出すように茉祐子。
目の前のオレンジジュースを飲みながら夢乃、
「うん。すっかりと安心して。私に、優しい声で話す方ね~~って…。」
茉祐子、
「わ~~お、凄~~い。」
そして、
「ねね、夢乃ちゃん、どんな感じの人…???」
そして口を真一文字に…。
そんな茉祐子を見て一颯、途端に、目を真ん丸に、そして鼻の下を伸ばして、
「おや…。」
美珊、
「ふふふふ。さすがに茉祐子~~。興味津々~~。」
そんな美珊に茉祐子、
「だ~~って~~。これが興味出さずにいられますか~~って。私より年下なのに~~。夢乃ちゃん。」
一颯、ソファの背もたれに、背中をドン。
「確かに。」
茉祐子に顔を傾げて、
「なぁ~~。かかかか。」
茉祐子、途端に口を尖らせて、
「いやいやいや。だ~~って、気になるでしょう~~。現に、勇吾だって彼女…でき…。」
瞬間、茉祐子、口を塞いで、
「!!!!」
一颯と美珊、
「おっと~~。」
「あら…。」
夢乃も、
「へっ…???そうなの…茉祐子~~???」
茉祐子、右目を瞑って、
「わっちゃ~~。」
美珊、すぐさま、
「かかかか。言っちゃった~~。かかかか。」
茉祐子、口をグンニャリと…。
一颯、
「かかかか。言ってしまったものは…。なぁ~~。…あっ、でも、そのこと…、まだ…真澄さん…???」
またまた顔を傾げて…。
茉祐子、
「ん~~~。多分…、知らない…かな~~。おかあさんは…知ってる~~。だから…、私もおかあさんからけしかけられたくらいだから…。」
瞬間、美珊、
「あら…、茉祐子ちゃんも…誰か…好きな人…。」
こちらも顔を傾げて…、
「ふん…???」
茉祐子、そんな美珊に途端に顔を赤く、
「いやいやいやいや。私は…。」
両手を振って…。
すぐさま一颯、
「おやおや。茉祐子~~。君はうそをつくのが…下手だね~~。」
そんな一颯に茉祐子、口を尖らせて顔をグシャリと…。
「ぶ~~~。」
いきなり夢乃、
「…と言う事は、茉祐子も…誰か…。」
美珊、
「ピンポ~~ン。」
そして美珊、
「こら。いい加減に白状しろ。」
そして一拍置いて美珊、
「…って言うか…、薫子さん、それ…???」
瞬間、茉祐子、目を右左に…。口を噤んで…。
一颯、そんな茉祐子を見て、
「かかかかか。素直だね~~。まっ、だから…、茉祐子…、みんなから好かれて…。ほら、CМも…素敵に仕上がって~~。」
「へっ!!!!茉祐子、CМ…???」
夢乃。
美珊、
「うんうんうん。茉祐子、CМのモデルになっちゃったの~~。」
夢乃いきなり、
「え――――――っ!!!!うそうそうそうそ。」
「…って言うか…、聖子さんから…聞いてないの…???」
一颯。
その声に夢乃、右手を振って、首を振って、
「ううん、ううん。全然、全然。」
美珊、
「そっか~~。じゃ、そのオーストラリア人の事で…頭が…。」
「だから、だから。そのオーストラリア人って…。」
またまた身を乗り出して茉祐子。
一颯、今度は両手を打って、
「かっかかかかか。どうしたって、気になりますなぁ~~。うん、茉祐子~~???」
茉祐子、
「いやいやいや。だって~~。日本人と外国人。」
そして茉祐子、夢乃を見て。
そんな夢乃、茉祐子をニッコリと見て、
「ふふ、ねぇ~~。」
そして、
「はい。こんな感じの人~~。」
自分のスマホで画像までスワイプして…、体を前のめりにしてスマホを…。
「どうぞ~~。」
美珊と茉祐子の前に…。
茉祐子、
「わ~~お。」
美珊、
「うんうんうん。」
そして茉祐子、画像を見て、
「うんうんうん。さっすが~~。へぇ~~。貫禄あるぅ~~。」
美珊も、
「うんうんうん。なんとも…頼もしいって人~~。ねね、パパ~~。」
茉祐子、スマホを一颯に…。
一颯、
「ん~~。どれどれ~~。」
そして、スマホの画像を見て、
「おやおやおや。これは、これは。うんうんうん。確かに頼もしい。日本人で言えば、ハンマー投げの室伏広治さん…ばりかな…???…ねぇ、夢乃ちゃん。」
その瞬間、茉祐子も美珊も、
「あっ!!!」
夢乃、そんな一颯の顔に、ニッコリと、
「一颯さん、ビンゴ~~。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.182. 「ねね、夢乃ちゃん、どんな感じの人…???」
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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
