薫子、途端に、
「へっ…???…わ・た・し…??…が…???」
こちらもキョトンと…。
恵津子、薫子を見て、
「な~~に、惚けてんのよ~~。ふふん。なにやら…、お似合いだったんだけど~~。この前の取材~~。」
薫子、そして穂成美、同時に、そしてお互いを見て、
「へっ…???取材…???」
恵津子、
「かっかかかか。まっ、いいわ。うん。じゃ、行ってくる~~。」
穂成美、眉を歪めて…。
薫子は…、そんな恵津子に、頭を傾げて、
「行って…らっ…しゃい。」
ドアを開けて廊下に…、恵津子。
数秒後、穂成美、薫子を見て、
「せん…せっ…???」
薫子、そんな穂成美を見て、
「へっ…???」
「取材って…???」
薫子、いきなり右手を左右に振り、
「いやいやいやいや。いや…。何のことか…???…私が…知りたい。」
顔をぎこちなく、薫子。
そんな薫子を見て穂成美、途端に顔をにんまりとさせて…、
「先生~~。あ~~やしぃ~~。」
薫子、慌てて、
「な、な~~に、言い出すかな~~~。」
穂成美、瞬間、
「ぷっ、かかかか。あ~~わててる~~し~~。」
薫子、
「いやいやいや。慌てて…ないし…。慌ててない。うん。」
そして、その瞬間、薫子、
「…って、こら。大人をからかうな~~。もぅ~~。」
そう言いながら薫子、
「ふん。教室…行くね~~。」
穂成美、
「ふぁ~~~い。」
そして薫子、ドアの外に。口を尖らせて、
「びっくりした~~。…って、え~~~~。恵津子さん…、なに…???…取材…???…いつの…???何の…???」
そして、記憶を辿るように…。
「ん~~~???」
すると…ひとりの人物の顔。いきなり薫子、ドキン。
「へっ…???うそ…???…もしかして…。」
薫子、いきなり、
「え~~~。私…、そんな風に見えたのかなぁ~~。参った~~。」
そう感じながらも、少し鼓動が高鳴る薫子。
そして、廊下を歩きながら…、
「霧島…さん…かぁ……。」
すると、自然に凛久と会っていた場面が頭の中で…。独り言のように、
「や~~っぱり…。気になっちゃうよね~~。…結構…、偶然が重なって…。何気に、話しやすくって…。…しかも…、あんな夢、見ちゃうほどだもんな~~。」
その時、
「へっ…???…でも、あの夢って…、茉祐子も…、同じ…。…でも…、なんで…???」
そして薫子、教室のドアを開けて…。
「そっか~~、あの時…。恵津子さん…。教室、いたもんな~~。」
教室に入って薫子、永瀬絢美の、教室の見学取材を思い出していた。
薫子、つぶやくように…。
「まさかね~~。この私が…。」
そして…、
「恵津子さんからは…、見抜かれいたか~~。さすがですね~~~。」
テーブル上、様々なレシピと書類を見ながら、
「でも…、私自身…、気づいてなかったな~~。そんな風に…見えてたんだ~~。他の人には~~。…なんとも…、人に言われて初めて気づく…っか~~。」
その時、自分の頭の中で自然に、
「…おぃ薫子。あなた、霧島凛久、好きなのか…???」
その問いに薫子、唇を絞って、
「ん~~~。ふふん。多分ね~~。」
ひとりだけの教室である。誰もいない教室である。
薫子、その自分からの問いに、
「好きなんだ…ろうね~~。ふん。」
けれども…、
「…と、まぁ~~。あの人の場合は…、私の事…、そんな風には…、思ってもいない…と、思うけど…。」
そしてひとりで笑いながら、
「はは。」
スタッフルームでお弁当を食べている4人。いつものメンバー。
膨れっ面の和歌葉。
「…ったく~~。最近、全然、合コン…連絡…ないし~~。もぅ~~~。」
その声に千晶、
「かかかか。うんうん。だよね~~。」
巴、
「ふん。合コンメイキングの文歌が、今や…、勇吾と…、だもんね~~。」
和歌葉、
「花音には、文歌…みたくは…、無理だもんね~~。」
スマホを見ながら巴。
「しっかし…、あの勇吾と…。まさか…文歌がねぇ~~。」
千晶、
「うんうんうん。たまたまの合コンの場で…。向うの男子がセッティングした男子の中に、勇吾がいたって。」
「…けど…。なんでぇ~~???…文歌が…勇吾~~???」
巴。

薫子と茉祐子~その愛~ vol.114. 薫子、途端に、「へっ…???…わ・た・し…???…が…???」
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庄司紗千 きっと大丈夫
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