葉月、
「峯川運送、トラック、事故に遭ってます。」
他のスタッフも、
「うんうん。」
「しかも、トラック…横転…してるし…。」
勇喜雄。
伸永、
「これです。まだ、今…流れてます。」
内海にタブレットを見せて。
内海、タブレットの画面を見て、
「おいおいおいおい。冗談じゃないぞ。」
そして今度は自分の席に。そして自分のパソコンから…。
勇喜雄、
「おっと~~。」
康、
「うん。」
靖子、
「あっ、そうか。」
全員自分の席に戻って。
内海、タブレットを傍の奈都美に。
奈都美、タブレットを受け取って伸永に。
伸永、
「はい。ありがとうございます。」
葉月、頭を抱えて、
「どうしよ~~。」
内海、
「神田~~。おまえだけじゃないぞ~~。」
康、
「そう言う事~~。」
葉月、
「へっ…???」
「今、電話があった~~。俺んとこも、運送便…間に合わないらしい~~。」
パソコンで映像を見ながら、内海。
康、
「同じく。事故で渋滞。身動き取れないってさ~~。」
そして今度は内海のスマホに着メロ、
「おぅ。お疲れ~~。……。あ~~。分かってる~~。こっちも、その話で持ち切りだ~~。おまえ、今、どこだ…???あ~~。あ~~そうか~~。気を付けてな~~。お疲れ~~。」
そして、
「翔からだ。今、ネットで事故の事知って、やばいですよって。」
スタッフ一同、
「……。」
内海、
「はいはい、やばいんですよって。分かってますよ~~って。…ったく~~。ふ~~。」
両手を合わせて頭の後ろに。思いっきり背もたれに背中を、
「どうなってる。なんで、高速で事故…???わっからん。」
そして、
「神田~~。」
伸永も、
「神田さん。」
ふたり、一緒に、
「代替え~~。」
「代替え…できませんか…???」
奈都美、木綿子、靖子、勇喜雄、
「あっ。そっか…。」
康、
「そう…なりますね~~。…こっちは…運送便…遅れてる…だけ…だから…。…けど…。」
靖子、
「峯川運送…。トラック、横転…。」
木綿子、
「つまりは…、積んでいるもの…全部。」
伸永、
「商品…、駄目になっちゃいましたもんね~~。お客さん…、楽しみに…。」
葉月、落ち込んでいた顔が少しずつ…、
「尾田…ちゃん…。」
そして奈都美、笑顔で、
「ふふん。そっか~~。」
伸永、
「僕も…手伝いますよ。」
葉月、
「あ~~、いやいや。尾田ちゃん、他に仕事、あるし。」
内海、
「神田~~。手伝ってもらえ~~。」
「へっ…???」
「何事も経験だ~~。」
「あ、あ~~。」
「勉強になる~~。」
その声に葉月、
「あ…。あ~~。はい。」
「七瀬~~。いいな~~。」
両手を頭の後ろのまま、内海。
奈都美、
「へ…???なんで…私…???」
内海、奈都美に右手人差し指で、
「妬くなよ~~。へへへへ。」
「は~~あ…???」
木綿子、靖子、いきなり、
「ぷっ。」
奈都美、
「な、な…、な~~んで、私が妬く~~???」
そして、葉月も、奈都美を見て両手を合わせて、「ごめん。」ゼスチャー。
奈都美、
「カンちゃ~~ん???」
康、
「ほぃ。んじゃ、そう言う事で、俺らもバックアップだ。」
勇喜雄、
「へぃへぃ。右習え~~。」
葉月、伸永に、両手を合わせて、
「尾田ちゃん、お願い。」
そして奈都美に、
「ナツ~~、尾田ちゃん、借りるね。」
奈都美、
「だから~~。いちいち断んなくっていいって。」
木綿子、
「かっかかかか。」
「ユッコ~~。」
「まぁまぁまぁ。」
葉月、
「尾田ちゃん、ここ、確認してみてくれる。すぐに発送できるかどうか…。」
一枚の書面を渡して、指差して。
「私は…西崎屋に連絡してみるから。」
伸永、
「はい。分かりました。」
奈都美、
「ふ~~。一時はどうなるか…って…。」
そして、
「はいはい。こっちはチェック…急がなきゃ。」
会議が終了して、部署に戻ってきた瀧澤。
そんな瀧澤にスタッフたち、
「部長~~!!!」
瀧澤、
「お疲れ~。ふん…???どうした…???」

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庄司紗千 海をこえて
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。