千慧、「うん、ゆず、お帰り。ユッキ、お帰り。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 橙、入ってきた千慧に振り返り、
「マネージャー…。」

千慧、
「うん、ゆず、お帰り。ユッキ、お帰り。」

その瞬間、橙、いきなり千慧に抱き着き、
「わ~~~~。」

「おっとっとっと。かかか。ゆず~~。」

千慧の胸に顔を埋めるように橙。

千慧、そんな橙を優しく抱きしめて、
「うんうん。頑張った、頑張った。」
橙の頭を撫でて。

薫郎、
「マネージャー。戻りました。ご心配、お掛けしました。」

千慧、
「うんうん。」
そして橙の頭をポンポンと、
「ゆずもお帰り。大変だったでしょう~~。社会人1年生。しかも、こんな緊急事態。」

抱きしめていた千慧の体から、今度は千慧に寄り添うように、
「ただいま。」
そして、今まで座っていた自分の椅子に千慧を。

千慧、
「ありがと。」
椅子に座って千慧、
「…で…、どんな感じ…???点滴…してるようだけど…。」

薫郎、
「えぇ…。抗生物質の点滴で、治していくようです。」
そして、
「とんでもなく、痛かったですね~~。ゆずになんて、物凄い心配掛けたし。」

千慧、にっこりと…、
「そのようね…。…けど、びっくりしたね~~。なんと、ゆずのお姉さんが、傍にいてくれて~~。」

「僕も後で、それ、知ったんですけど…。全く覚えてなくて…。」

橙、
「そりゃそうだよ。お姉ちゃん、関わってたのって…。」
目をキョロキョロさせながら、
「新幹線、そして駅…。それから病院で…。しかも…ユッキは検査、診断。そして、病室。お姉ちゃん、ユッキの目、瞑っている顔しか、知らないもん。」

「うん。…けど、そんなゆずのお姉さん、久留須蘭さんの御蔭で、何とかユッキの状態…分かったもんね~~。さすがはベテラン記者。」
千慧。

「週刊シャンディア。凄いですもんね。売れに売れまくっている週刊誌。」
薫郎。

そんな薫郎に千慧も、
「うん。」

「私…、全く知らなかった。お姉ちゃん、雑誌社に勤務…って、までは…知ってるけど…。そんな…。」

ドアががらりと開いて、
「ユッキ。」
「ユッキさん。」
「あ~~。しんど。久しぶりに走ったら…。へぇ~~。」

入ってきたのが、同じ営業部、笹本永亮(ささもとえいすけ)そして飛香と礼人である。

「外回りから直接…。」
礼人。
「病院前で永亮と飛香に会って。…ユッキ。」

そんな3人に笑顔で薫郎、
「ごめん、心配掛けた。」

「もぅ~~。びっくりしたよ~~。新幹線から救急車で病院、腹膜炎って…。ゆずさん…。」
飛香。

橙、
「うん。飛香さん。ただいま。」

「ゆずさん…、大変だったでしょ。」

そんな飛香に橙、
「はは。うん…まぁ…。」

千慧、
「向こうにいる間、ゆず、フレバーでね。」

「はい。優しくして頂いてました。」
そして、
「あっ。ちょっと待って。」
そしてソファから自分のバッグ、そして中からスマホ。
みんなの前にフレバーの社員たちと一緒の画像。

礼人、
「へぇ~~。」

「この人が、向こうでずっとお世話してくれた人、阿川さん。阿川渚沙さん。」

飛香、
「綺麗な人~~。」

橙、
「うん。綺麗だし、優しいし。」

千慧、
「ふふふ、良かったじゃな~~い。」



そして30分後には、翠、万美、尋音、呉羽。その他にもジェシカの面々。
一気に病室が賑やかになる。





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