「若いんだから、いっぱい、恋しちゃえ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 病院から出て渚沙の車で…。
渚沙、
「いやいや…。ゆずちゃん…。あなた…、杉浦君の他に…彼氏…、いるんじゃない。…びっくりした~~。しかも、杉浦君って、今、女の人と…同棲中…。」
そして渚沙、
「くく…。凄いよね、こういうの…。」

橙、助手席で、頭をコクリと、
「すみません。」

渚沙、
「いやいやいや。謝るなんて…、とんでもない。まぁ~~。ねっ。若いんだから、いっぱい、恋しちゃえ。うん。」

橙、
「……。」

「あっ。あ~~。…と言う事は~~。ゆずちゃんの…その付き合っている人も、かっこいいんでしょ。ん~~???」

そんな渚沙の声に橙、照れながら、
「えっ…???へっ…???あ。あ~~。は~~。」
自分で頭を撫でながら…。

渚沙、
「なにそれ…???図星じゃないよ~~。はははは。」

そして橙、
「でも…。彼も…今、病院で…入院…してる。」

その橙の声に渚沙、
「えっ???えぇぇぇぇぇ…???うそ…???」

「…脳梗塞で…。」

その声に渚沙、
「うぇ―――――――――っ!!!!やっば~~~。ゆずちゃ~ん。」

驚く渚沙に橙、
「あ~~~。でも。でもでも、発見が早かったんで…、今は…。はい。既にリハビリ…。」

渚沙、
「へぇ~~~。」
そして、
「ほぃ。着いた~~。アルタス。」

橙、
「ありがとうございます。」

そして、駐車場に車を止めて。
2人共に車から降りて、
「ごはん、しちゃおうっか。」
渚沙。

橙、
「はい。」

ホテルの丁度、右斜め向かいにラーメン屋がある。

歩きながら…。橙、
「おっと。電話…。」
バッグからスマホを取り出して、
「わお。」
渚沙に、
「会社から…。」

渚沙、
「うん。」

橙、
「木葉です。お疲れ様です。」

「ゆず、俺だ。さっき、ユッキの転院の手続…終了。明後日、9月21日。既に、紹介状も出してもらっているから。明後日まで、そっちで頼む。」

惇哉である。

橙、
「はい。分かりました。お疲れ様です。…あっ。おじちゃん。あっ、いや…、ごめんなさい。」

その声が耳に届いた渚沙、
「…ん…???」

橙、
「矢萩リーダーには…この事…???」
スマホの向こうから、
「既にコバには連絡してある。…が~~、今、あやつ、丁度、メーカーとの打ち合わせの真っ最中でな、俺から連絡してくれと…。」
橙、笑顔で、
「あ~~はい。分かりました。はい。ありがとうございます。」

「ユッキには、病院の方から伝わるはず。」
惇哉。

横断歩道を渡り終えて…。

「どうだぃ、ユッキの状態は…???」

橙、渚沙を見ながら…、
「えぇ…。問題ありません。治療に専念してます。」

惇哉、スマホを耳に、
「そっか。うん。…で…、おまえはどうなんだ、フレバー…???」

渚沙、店の自動ドアの前に。自動ドアが開いてすぐに、
「ん~~。良い匂い。」

橙、
「優しくして頂いてます。」

「そうか。みどには…俺から、連絡しておく。」
「はい。ありがとうございます。お願いします。」

「じゃ~な。頑張れ。」
「はい。失礼します。」


渚沙、空いている席に着いて。

橙、渚沙の向かい側の席に。
「転院手続き終了。明後日だって。」

渚沙、
「わぁ~~。決まったんだ~~。うんうん。」

橙、店をあちらこちら見廻して、
「ふふ。美味しそ…。」

渚沙、
「うん。私も…初めて入った。…さて。何にする~~???」

橙、
「私…は……。」



 


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