「…ユウマに…聞かなきゃ、夕べの事…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 尋音、
「あ~~ん。私も行きたかった~~。凄かったでしょ、今人気だから~~。」

翠、意外とタンパクに、
「うん。良かった。」

万美、
「ランウェイ。結婚式場のガーデン。完璧なるライトアップ。そして、新作尽くし。いいよね~~。」

翠、
「万…、あんた、昨日…コレクションに…来てた…???良く知ってるね~~。」

万美、
「いやいやいや。コバちゃんにちょっと…ね~~。聞いちゃった~~。」

「ふんふんふん。」
そして、頭の中で…、
「…ユウマに…聞かなきゃ、夕べの事…。」

飛香、
「それにしても、凄いですよね、ゆずさん。」
いきなり。

橙、
「へっ…???」

「だって、ゆずさんのデザイン…商品化するって…。」

尋音、
「うんうんうん。そうなの、そうなの、凄いよ~~この子~~。いつかしら…、私らに追いつくね~~。キャッハハハハ。」

「お~~い。尋~~。それ言ったら、コバちゃん、泣くよ~~。」
翠。

万美、
「かかかか。泣いた顔が想像つくよ。」

橙、照れながら、
「ありがと。」
語尾を強調して…。
そして自分のデザインの事が話題となり、橙、何かしら、ますます赤くなって。

万美、
「はぁ…???ゆず、何、そんなに照れてる…???」

そんな万美の声に橙、
「えっ…、えへへへへ…。そんな…私、照れてる…???」

4人が4人共に、頭をコクリ、
「うん。」

橙、
「あはははは。やだ、私…。」

翠、万美、変顔をして、
「何が…どうした…???おぃ。」

つまりは、仙台からの帰りの薫郎の背中に負ぶさった事を思い出していた。

そして、翠は翠で、頭の中で、
「…はて…、どうする…???ユウマに…連絡したい…けど…。」
ルッポラの電話番号は分かる。けれども、巽の連絡先が…分からない。





店の裏側のドアを開けて巽、
「今戻りました~~。」

柴乃、
「お帰り~~。お疲れ~~。」

バッグを所定に位置に戻す巽。

柴乃、
「巽~~。帰ったら、店長、話あるから部屋までお願いって。」

巽、
「あ~~。はい、分かりました~~。」


そして巽、部屋のドアをノックして…。

珂帆、
「はい、お疲れ、巽。」

巽、
「お疲れ様です。何か…???」

「うん。別に大した事でもないんだけど…。」
「はい。」

「来週の火曜日、名古屋に行ってくれない…???」

巽、
「はい…???名古屋…???」

「うん。名古屋で開かれる接遇マナーセミナーに参加して欲しいのよ。本店からの指示、各店1名ずつ。その日、巽、休みなんだけど…。しかも…、制限にマッチングするの…巽しか…いないのよ…。」
「あ~~、はい…。わかり…ました…。接遇マナー…ですか…。」

「あなたの場合…、逆に指導する…側で、申し訳ないんだけど…。うちの店舗で、スタッフいません。なんて言えないから…。」
「はははは。はい。大丈夫です。いいですよ、僕。分かりました。」

「ありがとう~~。た~すかった~~。」




そして、こちらでは…。

「杉浦先輩。」
橙。いきなり薫郎の席に。

薫郎、
「はい…???ぷっ。どしたの、ゆず~~。」

橙、何かしら、緊張して、
「あ…、あの…、フレバーの時は…お世話になりました。」

薫郎、可笑しがって、
「あ…、あぁ…。うん。」

「…で、その…、フレバーの担当…。」
「うん。企画開発から、ゆず…担当だって。」

「はい。よろしくお願いします。」
「かかかか。な~~に、そんなに硬くなってんだよ~~。」







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