そして、夕方のコーヒーショップでの事を話す薫郎。
その話に驚く3人。
「う~~っそ!!!凄~~い。」
尋音、
「ねね、ロンドのその…豊崎社長って…どんな人なの…???」
万美、
「ロンドのホームページで顔は見た事は…あるけど…。」
翠、
「ふんふん。」
薫郎、
「物凄く、気さくな人。」
「へぇ~~。」
万美。
「ほらほら。演歌歌手の~~。藤…あやこに…似てるよね、豊崎社長っ…。」
「うんうんうん。私もそう思った。」
翠。
「…ん…???…誰…???藤あやこって…???」
尋音。
万美、
「うそ。尋…あんた…知らないの…???」
尋音の左肩をペンと叩いて。
「いやいや。俺も知らない。」
薫郎。
「はい…???」
そして、万美、翠に向って、
「みど、あんた、どういう教育してんのよ。」
翠、
「いやいやいやいや。それ…私に言う~~???」
「かかかか。演歌のベッピンさんだぁ~~。」
雅樂。
薫郎、
「へっ…???そうなの…???」
万美、スマホの画面を薫郎の前、
「ほ~~ら。」
薫郎、
「お~、お~。うんうんうん。似てる~~。社長そっくりだ。」
「いやいやいや。そうじゃなくって、豊崎社長が、藤あやこに似てるって~~の。」
万美。
「どんな人…???」
万美の方に顔を近づけて尋音。
「ふん。この人~~。」
そう言って尋音に自分のスマホの画面を翠。
「あ~~あ~~。この人、知ってる~~。藤あやこって言うんだ~~。」
「何、あんた、尋、知ってんじゃん。」
「へへ。…でも…名前はね…。」
「いや。でも凄いよね~~。」
万美。
「コーヒーショップで、会うなんて…。」
「うんうん。俺もびっくり。まさか、そんな場所に、来るなんて…。想像できなかったもんな~~。」
尋音、
「だよね~~。。。」
「それに…。」
薫郎。
「それに…???」
万美。
「俺の事、ユッキ。そしてマネージャーの事、ヤマチって、知ってるんだ。」
「うそ―――――――っ!!!!」
3人。
「なんと。俺とマネージャーが、初めてロンドに営業行った時から、印象に残ってたんだって…。」
尋音、
「ひぇ~~。」
「で、俺とマネージャーの事、いろいろと調べたんだと。」
万美、
「はっ…???調べた…???どうやって…???」
「いやいや。どうやって…。って…言われても…困るんだけど…。」
変顔をする薫郎。
「ふ~~ん。…でも、いろいろと調べたって事は…、それだけ好印象だって事だもん。」
翠、にっこりとして、
「これからも…仕事…やりやすく…なるかな~~。」
万美、
「凄い、みど。さすがにポジティブだわ。」
「ほぃ。尋さん。生。」
すっかりと空になったジョッキを持って、新しいジョッキを尋音の前に置く絃。
「わぁ。絃~~。ありがと。」
「…んで、ほぃ。」
万美と尋音の前に出来立ての料理。雅樂。
「わぁ~。美味しそ。」
万美と尋音。
雅樂、
「けけけけ。食ってみな。」
笑顔で雅樂。鼻を左親指でクィッと弾いて…。
「創案者、鏑木絃。」
万美、
「え~~~。これが~~。絃ちゃんの~~。」
尋音、
「きゃ~~。美味しそ~~。いっただっきま~~す。」
薫郎の空になったジョッキを持って、新しいのと交換しながら絃、にっこりと。

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庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。