志帆、一瞬、「へっ…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 志帆、一瞬、
「へっ…???」

そして可南子、自分の口から飛び出た言葉に、ようやく気付いて、
「えっ…???わっ!!!」
そしてすぐに、頭を下げて、
「ごめんなさい。私…、つい…。ごめんなさい、お姉さん。」
志帆に向かって詫びる可南子。

広瀬、思わずクスリと…。
「かかかか。」

志帆、目を真ん丸く、そして口を真一文字に…。そして…にっこりと…。
「ふ~~~ん。」

敦司から、右肘を突かれて、
「おぃ。」

響がベンチに。
「お~~~。」
「イェイ。」
「同点、同点。」
「せんぱ~~い。」


泉川側観客席からまだ続いている拍手。
まだ彩萌や憲央たちの姿はない。


「いやいや…、まさか…。あれがホームランになるとは…。」
宗雄。

夏妃、
「ラッキーと言うしか…ないよね~~。」

「それより、海野君…気になるけど…。」
一華。

「うん。小塚たち、あの辺、ずらりといなくなってたから…。もしかしたら…。」
要次。



いきなりふたりから、「航!!!何やってんのよ!!!」と言われて、
右手で頭を掻いて、口を捩じる航。

ダイヤモンド一周した啓、ベンチに戻って。

広瀬、
「よ~くやった~~。渡瀬~~。」

部員たちに歓迎されての啓、
「おぅ。…まさか…、あれが入るなんてな。」
そして航を見て、
「おぅ、航、どうだった。」


ネクストバッターサークルの条一がバッターボックスに。


広瀬、
「なんとか、骨には異常なし。けど、この状態だ。無理は出来ない。固定して、しっかりと安静しないと…。…と、言う医師の診断だ。」

「航、とにかく…、無事で良かった。」
有紀。

「野球部主将の堀越有紀。3年D組だ。」
広瀬。

「あっ。じゃ、信一君と一緒のクラス。」
可南子。

敦司、航、
「うん。」

「確か…。3年A組の…矢島…可南子…さん…???」
キョトンとした目で邦展。

可南子、
「はい。」

「…で…、航の…???ん…???ん…???」

そんなひとりの野球部員に志帆、思わずクスリとして。

「邦~~。何バカな事、言ってんだよ。ここにいるってぇ事は…、当然だろ…。」
響。
「ねぇ~~。可南子ちゃん。」

その声に可南子、
「へっ…???…あっ。いや…。あ…。あの…。」

すかさず志帆、可南子の右腕に自分の腕を巻き付けて、
「うん。そう。この人、弟の彼女。で~~す。へへ。」
そしてペロリと舌を出して。

可南子、
「えっ!!!そんな…。」

航、
「姉貴!!!」

「かかか。そういう訳か。いいなぁ~~航~~。あっ。それに可南子さん。ピアノ…凄ぇ~~。上手って、聞いてるけど…。」
啓。


観客席に戻って来た彩萌と憲央たち。弓香、
「彩萌、一応、先生たちに…。」

「うん。そうだね。憲…。」
彩萌。

憲央、
「おぅ。」

3人が要次たちのいる席に…。


有紀、
「フルカウント。条一…。」

そして…。
「あ~~。やっぱり…、打たせてくんねぇか~。…ひぇ~~。これでツーアウト。」


ベンチに座って黙っている志帆、航、そして、可南子。








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