「ふ~~。ようやっと…、左近さんたちに、自己紹介、出来たね~~。」
彩萌。エレベーターから降りながら。
「うん。でも、なかなか可南子。これから楽しみだね~~。はは。」
弓香。
「それにしても、凄いよな~~。楽器も使わずに、あんな曲、作れるんだから…。」
信一。
「あっ。それは良いけど、史~~。どこでバーベキュ…???」
その弓香の声に史江、笑いながら、
「ニッシッシッ。」
「なんだか和久ちゃん。もう~ノリノリじゃねぇ~~。かかかか。」
憲央。
「うん。まね。」
マンションを出て、駅に向かいながら。
「あっ。それよりさ。バーベキューする事、学校に…。」
史江。彩萌を見ながら…。
「あっ。その点は大丈夫。合宿から帰って、バス降りた時に、栞奈先生に話しておいたから。」
彩萌。
「わお。さっすが~~。」
「…但し~~。条件があって~~。日程が決まったら連絡下さい。との事。当然、夏休み中だから。生徒に何かあったら…。」
史江、
「うんうんうん。」
「そして…。どんな状態でも、先生がひとり、一緒だったら、嬉しいな~~。って…。それが無理でも、責任者としての大人が欲しい。…と。」
「大人…かぁ…。じゃ…、左近さんたちじゃ。まだ…。」
憲央。
「…うん。まだ…、大学生…だからね~~。…と言う事で、栞奈先生の方も、何かしら、考えておくって…。日程に合わせられる先生…いるかどうか…。」
「ねね。史せんぱ~い。バーベキュー、どこでやるんですか~~。」
レミと抱き合いながら可羊子。
そんなふたりに史江、
「ふふ~~。まっ。都心じゃない事は確か。」
「え~~~。」
ワクワクしている可羊子とレミ。
「だから~~。ちょっと出発…早くなっちゃうんだよね~~。」
園加、
「何時…頃…???」
史江、
「多分、朝、5時前後に、なると思う。」
その一言で一同、
「うそ――――――――――っ!!!!」
「どこ…行くのよ~~。」
紗枝と茉優。
「東京のお隣~~。」
にんまりとして史江。
「おと…なり…???」
摩耶と菜穂子。
芽久、
「おと…なり…???」
史江、
「神奈川に行っちゃいま~~す。」
「神奈川…。」
憲央、信一。顔を見合わせながら。
敦司、憲央を見て、
「先輩…???」
憲央、そんな敦司に、
「いや…、俺もさっぱり…。」
右手を振って。
「もぅ、予約は取ってあるから~~って…、昨日…電話来た~~。ニッシッシッ。」
史江。
一同、
「予…約…???」
「さ~~てと。」
憲央。
2016年、全国高等学校総合体育大会、インターハイ当日。
会場前である。
彩萌、
「とうとう…来たね。この日が…。」
栞奈、
「じゃ…、行きましょうか…。」
一同、
「はい。」
けれども信一、憲央に、
「憲…。」
憲央、
「…ん…???うん…。」
可羊子、部員全員を見回して、
「あれ…???でも…、男子…4人で…。」
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庄司紗千 きっと大丈夫
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