「ようやく告白、出来ました~~。ニッ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「え゛――――――っ!!!」
いきなり捷子。

土曜日の朝、アティレのスタッフルームで…。

「マコとモッちゃん…。…くっついちゃった…。」

知寿子、
「うん。昨夜、マコの部屋で、意外な展開の果てに…。」

麻衣子、
「お蔭様を持ちまして、ようやく告白、出来ました~~。ニッ。」
捷子の前にVサインを出して、報告するように、そして、お辞儀をする麻衣子。


「…い~やった~~~!!!…ほぅ~~。」
万歳をして、自分のように喜んで、麻衣子の両肩に両手を乗せ、
そして今度は思い切り麻衣子を抱き締める捷子。
「きゃっほ~~!!!」

けれども、いきなり動きを止めて、
「…ん…???だけどさ。何…、その…、思わぬ展開って…???」
抱き締めた後に、また両肩に両手を乗せて、唇を尖らかせて捷子。


「ダニエル広告企画室の事件。」
睨むように知寿子。

捷子、
「事件…???」
キョトンとして…。

麻衣子、
「モッちゃんが~、ヘッドハンティングされたんだって。アメリカの広告会社から…。」

その麻衣子の声を聞いて捷子、ビックリ。
「うそっ!!!…じゃ…、何…、マコと一緒にアメリカ行っちゃうって事…???」

その捷子に、麻衣子、慌てて両手を捷子の前でひらひらと…。
「んんん、そうじゃなくって。…ん…???…って言うか…。捷子、あんた…、ヘッドハンティングって…、意味…、知ってんの…???」
呆気に取られて麻衣子。

捷子、
「ふん。ビジネスの引き抜き~~。」

その捷子の声に、知寿子の左肩に凭れるように、そして泣きそうな声で、
「チズ~~、捷子も知ってる~~ヘッドハンティング…。グスン。」

そんな麻衣子に知寿子、麻衣子の頭をポンポンと、
「はいはい。わ~~かった、わ~~かった。泣かない、泣かない。」

捷子、
「はぁ…???」

知寿子、
「つまりは…、……。」

捷子に事の成り行きを説明して、
「…と…、言う事で、めでたくふたり…、くっついちゃった。」

捷子、
「そっか~~。やっとだね~、マコ。うん。……。」

にっこりとして麻衣子、
「ありがと。」

の、言葉に捷子、じっと麻衣子の顔を見つめる。

麻衣子、
「…ん…???…どしたの…捷…。」

麻衣子の目の前の捷子、みるみる内に顔を赤らませて目に涙を溜めて、
いきなり麻衣子に抱き付く。

「う…、う…、…マコ…、良かった~~。…うん。うんうんうん。くぅ~~…。」

そんな捷子を受け止めて、麻衣子、
「捷子~~。」
そして、捷子の頭を撫でながら、自分も涙を流し、
「うんうん。ありがとね~、捷子~~。」
そして涙目になって知寿子を見る。

知寿子も目を真っ赤にさせて、目尻から涙を零し、キョロキョロと目を走らせ、
「うん。グスッ。」
鼻をこすって、
「はい。仕事、仕事~~。」
 

 








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庄司紗千 海をこえて

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。