新幹線の中で侑佳、
「あはっ。」
受信したメールを見て、
「メール…行ってるよね~。気を付けて神戸に帰って~。またメールする~。麻衣子。」
そして添付された画像を見て、
「うん。ありがと。」
隣の席に置いた花束を見てにっこりと…。
添付された画像の中、麻衣子、知寿子、そして捷子。笑顔で笑っている。
「ふふ…、宝物になっちゃうかも…。」
悠馬、夕食を食べながらもう少しで吹き出しそうになって。
「はい…???ママ…、今…なんてった…???」
知寿子、寿が零したオカズを拾って食べながら、
「うん。侑佳さんと友達になった。へへ。」
「はぁ~~???…どこから、どういう風に…、そんな…???はい~~???」
「へっ…???モッちゃんから…聞いてないの…???」
「いや…、全然。だって…、それどころじゃ…。午後に帰社して、すぐ会議。それが終わったら、今度は、また新しいクライアントと…会ってたし…。だから…、今日は、殆ど…、モッちゃん…、すれ違いだったよ、うん。」
「わお。…実は~。モッちゃんの元カノ…、侑佳さん。汀侑佳、旧姓、柏木侑佳さん。」
悠馬、
「うんうん。」
知寿子の話を聞きながら悠馬、
「う~~っわ。……、じゃ…、マコ…。」
知寿子、
「うん。とうとう~…ニシ。観念した~~~。」
悠馬、
「かっかっか。くく…、そうか…、そうか…マコが~~。遂に~~。」
そして、玄関の前で東京からの花束を胸に、
「ん~~。いい~香り~。……、ヨシ。」
玄関のドアを開けて、
「ただいま帰りました~。」
侑佳。
そしてリビングから顔を出してきた志摩子、
「おかえり…。」
「お義母さま、すみませんでした、留守して…。」
いきなり志摩子、
「何、その花…、綺麗~~。」
そして侑佳の顔を見て、
「侑佳…さん…、あなた…???」
侑佳、にっこりと…、
「はい…???ふふ…。」
そして、リビングに…。
志摩子、侑佳の後姿を見て、
「この…人…、変った…。」
「お義父さま…、ただいま帰りました。」
リビングでテレビを観ていた惠。
「おぅ~おかえり。なんだ、凄い花じゃないか~。えぇ~~。綺麗だね~~。ん…???…それに、侑佳さん…。…はは…、何やら、収穫…あったような…。」
にこやかに惠。
侑佳、元気に、
「はい。」

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庄司紗千 海をこえて
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。