「わたし…、なんだか嬉しくなっちゃって。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「お兄ちゃん…。私…、麻衣子さんや知寿子さんにも…会ってみたい。くくく…、特に…麻衣子さんに…。」
いきなり柚。

浩一、
「はい…???」

小枝子、
「浩~。良かったね~~。良い友達出来て~~。ん~~。」

「か…あ…さん…。柚…。」
「あの花…、麻衣子さんだろ、アレンジしてくれたの…。」

「う…うん。」

「捷子姉さん、言ってた。いっつもモッちゃん、お店に来ると、マコが花…探してアレンジしてあげてる。って…。」
柚。
「へへへ…、わたし…、なんだか嬉しくなっちゃって。」

「…で、柚ったら、捷子ちゃんに、お兄ちゃんをよろしくお願いしますって…。かかか。」
小枝子。

浩一、
「はい…???そんな事言ったの、柚、捷子ちゃんに。」

柚、口を尖らせて、
「うん。捷子姉さん、おし。任せな。チズとふたりで何とか頑張るからって…。」

「はあ~~???何、それ。」

小枝子、
「かかかか。そんなもんだよ。いい人だよ、麻衣子さん。うん。…まぁ~。ほんとは…母さんは…。」

浩一、
「ん…???」

「くくくく…。」
柚。
「母さん…本当は…、捷子姉さん、お兄ちゃんに…って…。」

「はい…???捷子ちゃん…???」

小枝子、
「うん。実は…。…でも、捷子ちゃん、今…、全く彼氏って…眼中にないのよ。花屋さんの事ばっかり。…あんなに綺麗なのに。勿体ないんだけどね~。」

「あ~、確かに…。捷子ちゃん、今…花屋さんの勉強…熱心だから…。」
「浩…、あんた…、麻衣子さん…、どう思ってんだい。」

その小枝子の声に、
「えっ!!!……。麻衣子…ちゃん…って…。」

「うん。…確かに、麻衣子さん、まだ…赤ちゃんの…絢ちゃん…いるけど…。」

浩一、
「……。って…。いきなり…何…???」

「…いきなり何って…、何だい。いっつも、夜、ご飯一緒に食べてるくせに。そんなんだと、麻衣子さんに、嫌われちゃうよ。女心…全く分かんない男性だって…。」
「はぁ~~???」




「…ックション。クシュン。…おぅ~~~。」
絢の帰り支度をしながら麻衣子。

遅めの洗濯物を畳みながら順子、
「な~に~風邪~???絢に移さないでよ~。」

「かかか。いきなりクシャミ出た~~。絢~ごめんね~。ふん…。誰か…、噂…???」

最後は小さな声で…。
「かか…まっ、いっか~。」








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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。