「相変わらず元気だね~捷ちゃんは~。」
笑顔で悠馬。
「えぇ~。元気ですよ~。その割に…彼氏…出来ないんですけど~。悠馬様~。」
「ははは…、そう言って、口を尖らすのは…やめて…。」
「ねぇ~寿ちゃ~ん。どうしましょうかね~???」
そう言いながら懸命に寿の頭を撫でる捷子。
「ねぇ~。それが不思議なんだよね~。完~璧に、私らより、綺麗なはず…なんだけど…、捷子~。」
顔を見合わせる麻衣子と知寿子。
「まっ。いいじゃない。ひとりもん同士、仲良くやりましょう、捷子~。」
そう言いながら自然に捷子の肩に腕を回す麻美。
「あ~~、ここにもいた~私と同じ彼氏いない歴~。」
と、言いながら麻美の顔を見て舌をペロリと出す捷子。
「一言余計でしょ~あんたは~。」
「ははは。さすがにこの2人はコンビだわ。女性漫才見ている気分だ。かかか…。何だか、チズにはマコ。マミにはショウって感じだね~。かかか。」
寿を抱きながら悠馬。
「はいはいはい。準備良いかな~。乾杯しよう~。ねぇ~高志~。」
そう言って、小さな祭壇の写真にグラスをかざして麻衣子。
「おっ、そうだ、そうだ。乾杯、乾杯。」
知寿子。
「では、皆様…、高志のために集まってくれて…ありがとうございます。かんぱ~い。」
賑やかな話題が繰り広げられる。
「ん~。これ…おいっしい~。」
知寿子の作った料理を食べながら捷子。
「へへへ~。でしょう~。今度2人に教えたげるよ。悠馬と寿にも、好評だったからね~。」
「え~~。私には~チズ~。」
口を尖らせて麻美。
「え~~~。麻美…料理…するんだっけ~~。」
知寿子。
「わあ。意地悪~~。」
「かかかか。冗談、冗談だって~麻美~。こ~んなに可愛い妹がいるなんて、しあわせものだよ~マコは~。」
「おやおや。これは、これは、お褒めに与り…。」
「にっしっしっ。分かったか、姉ちゃん。」
「私も…、欲しいね~可愛い妹~。」
捷子。
「えっ。じゃ…、誰か妹のいる、良い人…いんの…???」
知寿子。
「あはは…、いればこんな事…、言ってないわさ。」
缶ビールをグラスに注いで、そのまま口に、捷子。
「ピーピーピー。」
と、オーブンレンジの音。
「おっと、出来ました~。」
腰を上げる麻衣子。突然、
「うっ。」

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