涙が流れて止まらなかった。
そのままトイレに駆け込んで自分の顔を見る瞳美。
赤らんだ自分の目を見て、そして思わずにっこりと、
「やった~。」
プロジェクトルームに戻った将史、
「ゴロ~さん。今度の金曜日に、ペガサスの社長に挨拶に伺う事になりました。叶と一緒に。」
「おっ、そうか。うん。よろしく頼む。…ん…???叶…ちゃんは…???」
悟朗。
「へっ…???俺より先に…戻っ…。」
「すみません…。遅れました。あの…ゴロ~さ…。」
急いでルームに入ってきて瞳美。
「お~。今…マ~坊から聞いた。うん…。…ん…???どした…、目ぇ…赤いけど…。」
その悟朗の声を聞いたメンバー、瞳美の顔を見て…、
「???」
ジュリアン、素早く将史を睨む。そのジュリアンを見て将史、
慌ててジュリアンに両手をひらひらさせて…。
自分の席に戻った瞳美の顔を見てジュリアン。
そんなジュリアンを見て瞳美、ニッコリと…。
そしてジュリアン、思わず目を真ん丸くして大きく口を開けて、その口を右手で塞ぐ。
そしてこちらも自分の席に着く将史に顔を向けて、顔をクシャリと…。
遼、そんなジュリアンを見て、
「ジュリアン…、顔…変…。」
ジュリアン、そんな遼の顔に、
「べぇ~~。」
お昼休み、外で弁当を食べながら、ジュリアン、瞳美に、
「うそ。とうとう…言っちゃった…。マ~坊。わっ。」
「う…ん。ボソっと…。俺から離れんなって…。」
「じゃ、じゃ、彼女と…、もしかして…???」
「ううん~。まだ…分かんないよ、それって…。何が、どうなって…、あんな言葉…出てきたのか…、さっぱり…。」
「でも、でも…。叶ちゃん、抱き締めて、そう言ったんでしょ。もしかしたら…。もしかするよ、うん。」
「…だと…、良いんだけど…。でも…、何か…、引っ掛かってたの…、取れた気…、して…。うん。」
ジュリアン、
「わははは~~。」
バッグから名刺を取り出して、
「どうなってんだろ…、彼女と…???」
ジュリアン、
「彼女…、気付いちゃったのかな~。」
ふたりで空を見つめながら…。
「…ん…???愛美~、どした~???…な~んか…スッキリとしたような顔して…。」
愛美の同期の関真知子。
「うん…???べ~つに~???」
「こら~。教えろ。」

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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。