「で~~、結局…、その後は…恭子…、ん…???」
恭子、その和人の言葉には答えず、浩二。
「その場の…成り行きもあり…。恭子には、申し訳なかったんですけど…。俺が、責任を持って、…対処させて戴きました。」
「た…対処…???」
和人…。
その声に夏輝、また…、
「ぷっ。」
「いや…、だって、それ以外に、適当な言葉…。」
「…まぁ…。なぁ…。その…、その場の成り行きって…、結構…興味…あるけど…。つまりは…、なんだ…、浩二が…、恭子を…、何…、してくれた…訳だろ…。なぁ…。」
夏輝、可笑しそうに…唇を捻じ曲げて…。
「じゃ…、じゃ~~恭子…、浩二に…、なぁ…、ありがとう…、だよなぁ…。」
また夏輝、可笑しそうに…。
「ぷっ、ぷっ。」
恭子、聞こえないほどの小さな声で、
「言えないでしょ、おぶってもらったなんて…。」
下を向いて、ぼそぼそと言っている恭子に浩二、思わず自然に頭を撫でて…。
その瞬間、和人、夏輝、
「!!!!」
夏輝を見る和人。そんな浩二と恭子を見る夏輝。
思わず浩二の右腕を左肘で突く恭子、
「もう~~。」
「は~~っはっはっはっ。とにかく…恭子。浩二がいて、何よりだったと…。なぁ。浩二。」
和人。
「うん。コウちゃんいなかったら、困ってた…から…。」
「よし。じゃ…、一旦、俺、帰ります。」
浩二。
「あっ、私も。」
恭子。
「おぅ~~、うんうん。まずは大阪から…お帰りなさいだ。…じゃ、ふたりとも…、今夜な。」
和人。
浩二、恭子、
「はい。」
「うん。じゃね~~。」
ドアを開けて出て行く恭子と浩二。そして、その後に、
「そっか…、恭子…、浩二。なぁ~もん。」
「…の…、ようですね~~。」
「じゃ、恭子。」
浩二。
「うん。じゃね~。」
駅の改札で…。
そして…、
「ほいほい、ただいまっと~。ははは…、やっぱ…、和兄ぃの言った通りだわ。生活感…一切なし…。閑散そのもの。わお。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。