「ん…、ん~~。朝~~???」
ゆっくりと目を開ける恭子。
「朝…か…。」
と、その瞬間、
「へっ…???えっえっえっ!!!私、ここ…???ベッド…???なんで…???いつ…、あれ…、みんな…???え――――――――っ!!!!」
そのまま、昨日の服のまんまになってベッドの中の自分をバタバタとしながら、
「えっ、どうなった、どうなった。あ~~~こうじ~~!!!」
バッグからスマホを取り出して、
「おぅ、起きたか~、そろそろ帰る準備だぞ~~。」
浩二。
「なにが、どうして…???…私…ベッドにいる~~???」
「いや…、ベッドにいるって、当ったり前だろ。」
「なにが、どうして、今…私…ここ~~???みんなは…???」
「ふん、あの後、みんなで飲んで、食べて、しっかりと帰って来たけど…。」
「うっそ!!!途中辺りから…ぜん~っぜん、覚えてないんだけど…。」
「ん~~。まぁ~ね~~。かかか…。」
「何々、何がどうしたのよ~~???あ~~ん。」
「それより、早く、みんなと時間約束してっから…。」
そして…、ホテルのロビー。
「おっ、来た来た。」
翔。
「おっはよう~恭子ちゃ~ん。」
絵梨奈。
「昨日はお疲れ、浩二君。」
保。
「二日酔い…かな…恭子ちゃ~ん…???」
絵梨奈。
浩二の後ろに、隠れるように…、恭子。
「お…は…よ…う…ござい…ます。はい…、大丈夫です。…あ…の…。」
「くく…、浩二君、背中…重かったろ…???」
翔。
その翔の声を聞いた瞬間、浩二の顔を見て恭子。
「か~わいかったよ~、恭子ちゃん。」
絵梨奈。
その瞬間、顔を真っ赤にする恭子。
「はははは…。大丈夫だ、恭子ちゃん、昨日は、しっかりと浩二がおんぶしてくれてたから。」
保。
その瞬間、恭子…。完璧に頭を項垂れて…、
「……。」
そして頭の中で…、「…やってしまった…。」
そんな風に思いながらも何故かしら浩二の右腕に両腕を絡めて恭子。
そんな恭子を見ながら、恭子の頭を撫でる浩二。
「恭子ちゃん、浩二君、放すなよ。」
絵梨奈。
翔、笑顔で…。そして保、にっこりと笑いながら、
「さて、行こか。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。