「何よ、何々、何…玲子。その心当たりって…。何かあったの…???」
智香子。
「ん~~???」
和人。
にやけた笑いをする夏輝。
「ほらほら、もんちゃん。」
玲子。
「えっ、えっ…???」
「ほら~~。あれあれあれ。」
変顔のままの夏輝。
「今日の、今日の…。」
「いや…、今日のっ…て…。…もしかして…あれ…???うそでしょ…???」
「何よ、何よ何よ、そのあれって~???」
智香子。
「ん~~。まさか…ねぇ。…実は、俺…、今日夕方前に、サヴール、行ったのよ…。」
いきなり智香子、
「へっ…うちのお店…???め~ずらしい~。…って…まさか…。もんちゃんひとりで…???」
「いやいや…。俺一人では…何とも…。…妹と、姪とで…。」
「わっ、真奈美ちゃんと沙耶ちゃんも一緒か…。」
「ええ…。」
「あれっ。アン姉ぇ、知ってるんだ、もんちゃんに妹と姪っ子ちゃんいるって…???」
玲子。
「へっ…???ばか、当ったり前じゃん、何年ここの仕事してるって思ってんのよ、もんちゃん。真奈美ちゃん、沙耶ちゃん、両方知ってるよ、妹の綺麗な真奈美ちゃん。で…、可愛い沙耶ちゃん。たま~に、ウチにも遊びに来るから…。」
「へぇ~~。そう…だったんだぁ~……。」
「あっ、そっか…、玲子…知らなかったか…もんちゃんに妹いたの…???」
「へっ…、いや…。あ…、その……。…う…うん。」
そして、一瞬4人ともに沈黙。
「へっ???あっ???」
いきなり智香子、
「きゃ~~っはっはっは。……。そういう事か~~。はははは。な~るほどね~~。わっはっはっ。」
玲子の左二の腕と肩を叩きながら智香子。
「何々…アン姉ぇ…???」
「玲子、あんた、店で、真奈美ちゃんと沙耶ちゃんに、バッタリ…てか…。きゃはははは。」
「う…うん。」
「…で…、まさか、まさか…、もんちゃんに子連れの彼女がいるってぇ~~。かはははは。」
「はい…???玲子…、そんな風に…。ぷっ。」
和人。
しかも、夏輝まで、
「えっ…???え~~???あ…、あぁ~……。」
玲子、
「…いや…。いや…。でも…。」

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庄司紗千 きっと大丈夫
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