「えっ!!!ほんと…。やった~~!!!!洋祐~~!!!」
優美子。
「あぁ、ただ、後は…、楓と大輔に…懸かってる。」
「うん。」
「あの人なら…、何とか…。」
「ふふふ…、陣内め…、いきなり連絡してきよって…。何かと思えば…。」
教授室で、陣内からの手紙を何度も繰り返し読みながら、
モニターで送られてきたバスケのビデオに観いっている初老の男性。
「そうっか~~、あの子たち…陣内の教え子だったか…。いやいや…、世間とは…狭いもんだ。はっはっは。しっかし…こりゃ…頼もしい限り。面白い、冒険と…なりますかな…。」
そして、2009年12月24日のクリスマスイブ。
場所は陣内邸。樹を囲んでの和気藹々のクリスマスパーティが開かれた。
「みんな~たま~には勉強休んでリフレッシュよ~~。」
奥山と優美子。
女子が揃って、クリスマスパーティの料理の準備。
男子は男子で、樹とコミュニケーション。
そしていよいよ乾杯して、様々な会話が繰り広げられる。
そんな中で洋祐。
「楓、大輔。」
「…ん…???」
と、楓と大輔。
「喜べ。三浦教授から、是非応援させてくれと、連絡があった。もし叶うのであればと…。」
「えっ…、ほんと…???」
楓。
「先…生…。」
大輔。
「やた。やたやたやたやた。」
と、いきなり慎二。
「か~え~で~~きゃ~~凄~い。」
朱実。
「うわっ、すんごい、こりゃこりゃ…。」
陽子。
そしていきなり大輔の背中を叩いて智志。
「やったぜ大~~。」
「ふたりとも…、目指すは世界よ!!!」
優美子。
ゆっくりと目を赤く、そして鼻先を赤くする楓。
そして頭を下げ、隣の朱実の肩に凭れる。
そして一滴一滴流れる涙。
「朱…。」
「うんうん。良かった。やったね、楓…。」
そして涙ながらに大輔の顔に…、
「大…。」
「おぅ。」
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庄司紗千 井の頭のいわし雲
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。