「こんにちは~楓で~す。」
「あ~ら、おはよう、早いわね。大輔、2階だよ。ごゆっくり~。」
政美。
「ありがとう政美さん。お邪魔しま~す。……大…入るよ。」
そして…。
「おじさん、こんにちは。」
「おぅ、大輔君。中だ、どうぞ、どうぞ。」
ガレージで車を洗いながら佳之。
「はい、お邪魔します。」
「あ~ら、大輔君。いらっしゃい。後で、ケーキでも、持ってくから、楓にも言っといて。」
リビングから出てきて弓枝。
「ありがとうございます。じゃ…、お邪魔しま~す。……楓~~入るよ~~。」
ドアを開けた途端、
「バァ。」
「うわっ、何だよ、その顔…。ぷぅ~~~はっはっはっ…。」
顔中、真っ白にして楓。
「…ん…???パックしてんの。」
「…パックって…、え~~???そのまんまで…、可愛いのに…。」
そう大輔が言ったかと思いきや、
いきなりパックを剥いで大輔の体に真正面からダイブ。
大輔、
「うわっ、重っ。」
「どうだ、参ったか。」
立ったままの大輔のウエストに両脚で腰の部分に絡め、
大輔の体に乗っかる状態で、
「どうだ、どうだ~参ったか~大~。」
「うん~や、参らない…。楓の匂い、良い匂いだ。」
楓の胸に、顔を埋めるような感じで…。そのまま楓を強く抱き締める。
そして、そのままの状態で、楓のベッドに倒れる。
「うっひょ~~。きゃははは。気持ち良い~大~。」
「それは…良いけど…、楓の…胸で、息…出来ねぇ…。」
「あっ、これは、これは…、失礼ました、旦那様…。」
そう言いながら、大輔の体を挟んで、両腕を立てる楓。
そして、
「いらっしゃい。」
「おぅ。」
楓と大輔、退院してから既に一ヶ月半が経過していた。
楓のベッドにふたりで天井を見つめて、
「やっぱ…、そうなるか…。ん…楓…???」
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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。