5月の連休中に、既に陣内夫婦の結婚式の日程と場所は、 楓たちと五月野の掛け声で確定。
逆に五月野の家族には自宅で開催される陣内夫婦の結婚式は、
大歓迎と言う形で迎えられた。
そして、予想通りに連休明けの3年B組の生徒たち、
全員が五月野の号令に賛成。こちらも逆に、
「やらせて、やらせて。」の声で賛同。
そればかりではない。その声を聞いた他のクラスの生徒にも波及。
洋祐も優美子も…、
「こいつら…。」
「この子たち…。」
「優美子…。」
「洋祐…。」
「ああ…。」
「うん。」
企画、構成、そして美術から、その準備を全て生徒たちの手で…。
昼休みに、放課後に、そして時に日曜日に…。その準備は進められ…。
けれども…、そればかりではなかった。
洋祐も優美子も懸念された生徒たちの父兄までもが協力体勢となったのだった。
神殿での挙式は不可能としても、時は2009年6月27日、日曜日。
五月野萌未の家、五月野邸にて、桃李中学高等学校3年生の手で華やかに、
しかも…豪華な手作り、ハンドメイド式にて陣内夫婦の結婚式は開催された。
洋祐と優美子の両家族も新郎と新婦の衣裳だけは私たちで…。
その言葉通りに、和装から洋装まで…。
その姿に洋祐と優美子の両親は、ひたすらに感慨深げに…。
司会は五月野と楓。そして案内、エスコートは朱実、陽子と大輔、智志、慎二。
その他のアシスタントが全て3年の生徒たち。
バイキング方式の料理やその他は、教師陣と父兄たちのからのもの。
晴天の中、繰り広げられた結婚披露パーティ。
五月野邸でも、一番大きな会議室にて、
室内は元より、外でもしっかりセットされてのオープンな形となったのだった。
総勢150名を超す出席者。
五月野、
「楓!!!」
「うん。」
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