「珍しいじゃない、楓から電話なんて。ふふ…。」 庭の椅子で本を読みながら萌未。
「どしたの…、また何か…やらかすの…???」
「さっすが~五月野、勘…冴えてるね。」
電話の向こうで楓。
「あんたたちの事だから、ねぇ~ふふ…。」
「…でっさ~頼みがあるんだけど…。」
「何…???私で良ければ…。」
「イェ~イ、ナイスだよ、五月野。実は……。」
「え――――――っ!!!!」
「……と、言う事なんだけど…。だめかね…???」
キョトンとして五月野。
「…はぁ…。あんたたちの考えてること…、なんて事、考えてんの…???」
「…てへへへ…、まぁ…ね。……で…???」
「あのね~!!!!」
「…あ、やっぱり…ダ…。」
「楓…。」
「…ん…???」
「……、やっちゃおうじゃないのよ。」
「えっ???…じゃ…???」
「OKよ。その代わり…、私にも協力させて!!!」
「やた。やたやたやた。OKね、五月野。サンキュ~~愛してる。」
「その最後は……、まぁ…お返しするわ。ふふ…。…で……???うんうん、OK、分かった分かった。…じゃ…、また。」
始終、目が点の…優美子。
「…あ…、あ…、あなたたち…。」
「…ん…???」
楓、そして朱実と陽子…。
「萌未ちゃん…のとこで…、結婚式…???」
茫然としながらの優美子。
「うん。五月野んち、やたらめったら大っきいし、それに、もの凄いデラックスなの。会社のお偉いさんの会議まで出来る部屋あるから…。頼んじゃった。ははは…。」
楓。
「それに…。」
焦点が合わないように言う優美子。
「五月野の号令で、クラスのみんな…協力してもらっちゃう。そう言う意味でも五月野…包容力…あるからね。」
「何を…どう言えば良いか……。」
「みんな…先生…好きだから…、多分大丈夫。五月野ならOK。」
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