「あっ…いや…紹介が遅れて申し訳ない。株式会社ナテュールで、常務をしております名取と申します。そして私の隣が、営業部長の辺見達樹。」
「辺見と申します。いやはや…本人とお目に掛かれるとは…、幸せの至りです。」
そう言いながら、3人がそれぞれ奈々子に名刺を渡す。
「本当に凄いよね。私も初めてお会いするわよ片倉さん。あの写真も素敵だけど、実物は凄い可愛いのね~!」
と、ロサリン。
「あ…はい。えっ…いいえ…私なんて…。あの…???」
初めて会うロサリンに、少し戸惑って奈々子。
「あっ、ごめ~んなさい、ごめ~ん。私ったら…。」
「あっ、そうか…ロサリンとも…初めてか…。」
と、名取。
「…ロサリン…さん…???」
「そう…、ロサリン榊さんだ。我が社のお得意さんだ。そこの社長をしている。もうかれこれ…20年の付き合いになるかな…ロサリン???」
「え~もうそんなになっちゃうの…。じゃ、私…、もうおばあちゃんじゃない。」
そう言いながら奈々子に自分の名刺を渡すロサリン。
「ロサリン榊…と申します。片倉さん…、今後ともよろしくね。」
「初めまして…片倉…奈々子と申します。よろしくお願いします。ごめんなさい、私…その…、名刺って…、持ってなくって…。」
「ふふ…、大丈夫よ~あなた自身と逢えただけでもう…気分…満たされてるわ~!ね~名取さん、神崎さん。」
「正にその通りだ。」
と、名取が、そして神崎も…、
「恐れ入ります。」
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