「そう…、大沢遥子。モデルだ、混血の…。…で、彼女だ…ジミーの…。…とは…言え…、元カノ…か…、今で言やぁ…。」 「えっ…???…元カノ…???」
「そっ…。ジミーには、既に婚約した女性がいる。今…アメリカだ…。」
「えっ…???」
「ジミーのフィアンセ…、キャリアウーマンだ。バリバリの実業家だ。半年後には、彼女と晴れて結婚。アメリカで生活する事になってる。」
「えっ…うそ…、そんな事…一度も…彼…。」
「…まぁ…なんだ…、要するに…話す…必要も…ない…って、事…か。」
「話す…必要も…???」
「…あっ…いや…失敬。…でも、君…も…、本当は…ジミーの事…。」
「……。」
手摺を掴んで両腕を伸ばし、顔を下向きにして、
また前を向いて紗友莉…、
「バッカみたい…。」
「…ん…???」
「ふ~~!バカ…。」
…と、低い声で…。
そしてちょっと頬に流れた薄らとした雫を右手で拭って…。
「君だって…本当は…ジミーの事…。」
「凄~い、カッコいい人だって思ってた。そして、凄~い優しい人だなって思った。そして、私の好きなアメリカの事…、優しく…丁寧に教えてくれた。…だから…私も…だんだん…。」
そう言いながら、今度は、声が…涙声に…。
「…だから…わたし…、この人と一緒だったら、もしかしたら…、もしかしたらって…。うっ…うっ…。」
「…お…おい、おい…。」
※※※※※※※※※※※※※
- ロング カーディガン レディース ニット カーディガン

- ¥2,980
- 楽天
