愛子と川岸、そして琴美が乗った車は、 もうそろそろ栄二の墓に到着するところまで来ていた。
「凄い良い天気ね~この前までの雨が嘘のよう…。」
「ですよね~まさか、今日がこんなに天気が良くなるなんて思ってなかった…。」
「これって…ひょっとしてモコがこんな風にしてくれた…???」
と、愛子がニンマリとして川岸の顔に向かって…。
そして川岸もその愛子の言葉に…、
「ハハハ…もしかしたら…そうかな~???な~んて…。」
「…で、どうするのよ川ちゃん、モコのお墓…???」
「それなんですよね~!」
「…と、言う事は、あれからまだ進展…。」
「ん~~ちょいと悩んじゃってますね…。肝心のヤツがね~!」
「お葬式までは…ね~万事スムーズに行ったんだけどね~!」
「そうなんですよね~!一応…モコの両親とも話はしてあるんですけどね…。」
「えっ…それって…。日下部の墓に…???」
「…ん…、ん~!」
「でも…それじゃあモコが…。」
と、その時…。
「わっ、眩しい…。」
太陽の日差しが前方の対向車線の、
観光会社であろうバスのフロントガラスに反射して愛子の目を直撃。
左折しようとハンドルを曲げ掛けたその瞬間、
右方向からよそ見運転で直進してきたセダンの車が…。
愛子、
「えっ…!!!」
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