こんにちは。
暑い日が続きますね。
今日は私の子供の頃を思い出したエッセイを書きます。
レースのカーテンは平和のシェルター
いじめからのシェルターは図書室。
長い長い昼休み。
教室を抜け出して、図書室へ向かう。
そこには、いじめという戦争から抜け出せた平和があった。
夢。
自由。
笑い。
涙。
本の世界には何でもあった。
レースのカーテンへの憧憬。
午後の授業でグラウンドに出ると、
団地の家々にかかるレースのカーテンが目に映る。
その中では、いじめもない、平和な世界が広がっているようだった。
少し大人になって、いじめからは解放されたけれど、
私にとっては相も変わらず、
レースのカーテンの内側は「平和の象徴」だった。
大人になって。
大人になって結婚して、
しばらくレースのカーテンを付けない時期があった。
まるで裸になっているような、ざわざわした不安に包まれた。
そして、ようやく自分の部屋にレースのカーテンをつけたとき――
私の心はすぅっと満たされた。
休日の午後、家でゆっくり過ごしているとき、
そのレースのカーテンはそっと二人を包み込んでくれた。
レースのカーテンは平和の象徴
レースのカーテンを見るたびに思い出す。
あの団地の午後。
校庭の向こうに揺れていた、
やさしい光の記憶を。
いじめに遭っていた子供さんの気持ちが、
痛いほどわかる私。
今でこそいじめには遭わないけれど、
小学校の同窓会には、一生行くことはないでしょう。
あなたにとって、「平和のシェルター」は
どこですか?なんですか?
