どうしたらバレエコンクールで審査員の目に留まってもらえる踊りができますか?」
という、とある小学生の
Yahoo知恵袋での質問に
どこかの大人が書き込んだ回答に
心底唸るほど共感したので紹介したい
↓
私は多分あなたにテクニックでアドバイスできるような立場にないので、少し話はそれますがご参考程度に目に留めてくれればと思います。
医者になるためには、医学部を出れば大抵の人はなれます。
弁護士になるには、法学部を出ればなれる……というわけではないけど、法学部を出ている人が多いです。
それは決して誰もができる簡単な道ではないけれど、一生懸命勉強し、優秀な成績を収め、試験をクリアするという、道順自体な非常に分かりやすい道をとおって「あなたは医者です」「弁護士です」と認めてもらえます。
では芸術はどうでしょう。
スカラを取って留学したらバレリーナになれるでしょうか。芸大を出れば絵描きになれるでしょうか。音大を出たら歌手になれるでしょうか。「あなたは今日からバレリーナです」という免許がもらえますか。
答えはもちろんNOです。
でも、多くの人はそこを目指します。
芸術とは「~をしたらなれる」という道筋がありません。それに比べれば、医者や弁護士なんて簡単なもんです。バレリーナも含め、芸術家とはそこに至るまでの道順まで、自分で探りながら進んでいかなければならないのですから。
コンクールや留学は、そうした困難をうまく回避するシステムといえます。コンクールのように用意された道を辿るのは簡単です。たとえ道自体が困難であっても、道がないよりはずっとたやすい。
留学を目指す人の圧倒的多数は、夢は「バレリーナになる」ことではなく、「コンクールでスカラを取って留学する」ことになっています。もしその夢を叶えたとき、あとに残るのは「コンクールで見栄えのする表現」だけであって、芸術ではありません。
地方のバレエ団には、そんな「教室プリマ」がゴロゴロしています。コンクールで入賞しまくり、海外に留学し、結局地元のバレエ団に戻ってきて、コンクール仕込みの派手なテクニックで主役を踊っています。
芸大出身の絵描きでも、30歳になっても40歳になっても、いつまでも受験絵画が抜けない「自称画家」が、日本中に山のようにいます。
目指すのがそういうものであるなら何も言うことはないのですが、少なくとも私はそれらの人を芸術家とは呼べないです。
バレリーナを目指すならば、バレエは芸術であるということを常々頭において取り組んでほしいと思います。バレエとは20台でピークを迎える若さの芸術ですから、それを目指す以上、普通の中高生のように、まだ分からないでは済みません。
自分の体型、骨格、容姿と客観的に向き合い、自分の過去のテクニックと現在とを比較し、課題を見つけて改善するとともに、他人との比較はやめましょう。
必ず、自分より美しく上手な人はいます。
そういう人と自分とを比較するのは馬鹿げているし、みじめなことです。
比較するのは自分の過去です。
>努力しても報われない
とあなたは言いますが、はっきりいってそれがバレエです。努力して努力した分だけ上達する人なんて、神に選ばれたほんのわずかな人たちです。どんな努力をしても宝くじが当たらないのと一緒です。
それでも私たちは努力するしかありません。
それがバレエに魅入られてしまったということなのだから。これから先、あなたが良い先生に巡り合うことを願います。
医者になるためには、医学部を出れば大抵の人はなれます。
弁護士になるには、法学部を出ればなれる……というわけではないけど、法学部を出ている人が多いです。
それは決して誰もができる簡単な道ではないけれど、一生懸命勉強し、優秀な成績を収め、試験をクリアするという、道順自体な非常に分かりやすい道をとおって「あなたは医者です」「弁護士です」と認めてもらえます。
では芸術はどうでしょう。
スカラを取って留学したらバレリーナになれるでしょうか。芸大を出れば絵描きになれるでしょうか。音大を出たら歌手になれるでしょうか。「あなたは今日からバレリーナです」という免許がもらえますか。
答えはもちろんNOです。
でも、多くの人はそこを目指します。
芸術とは「~をしたらなれる」という道筋がありません。それに比べれば、医者や弁護士なんて簡単なもんです。バレリーナも含め、芸術家とはそこに至るまでの道順まで、自分で探りながら進んでいかなければならないのですから。
コンクールや留学は、そうした困難をうまく回避するシステムといえます。コンクールのように用意された道を辿るのは簡単です。たとえ道自体が困難であっても、道がないよりはずっとたやすい。
留学を目指す人の圧倒的多数は、夢は「バレリーナになる」ことではなく、「コンクールでスカラを取って留学する」ことになっています。もしその夢を叶えたとき、あとに残るのは「コンクールで見栄えのする表現」だけであって、芸術ではありません。
地方のバレエ団には、そんな「教室プリマ」がゴロゴロしています。コンクールで入賞しまくり、海外に留学し、結局地元のバレエ団に戻ってきて、コンクール仕込みの派手なテクニックで主役を踊っています。
芸大出身の絵描きでも、30歳になっても40歳になっても、いつまでも受験絵画が抜けない「自称画家」が、日本中に山のようにいます。
目指すのがそういうものであるなら何も言うことはないのですが、少なくとも私はそれらの人を芸術家とは呼べないです。
バレリーナを目指すならば、バレエは芸術であるということを常々頭において取り組んでほしいと思います。バレエとは20台でピークを迎える若さの芸術ですから、それを目指す以上、普通の中高生のように、まだ分からないでは済みません。
自分の体型、骨格、容姿と客観的に向き合い、自分の過去のテクニックと現在とを比較し、課題を見つけて改善するとともに、他人との比較はやめましょう。
必ず、自分より美しく上手な人はいます。
そういう人と自分とを比較するのは馬鹿げているし、みじめなことです。
比較するのは自分の過去です。
>努力しても報われない
とあなたは言いますが、はっきりいってそれがバレエです。努力して努力した分だけ上達する人なんて、神に選ばれたほんのわずかな人たちです。どんな努力をしても宝くじが当たらないのと一緒です。
それでも私たちは努力するしかありません。
それがバレエに魅入られてしまったということなのだから。これから先、あなたが良い先生に巡り合うことを願います。
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いやはやほんと、おっしゃる通り
先日、東京で世界バレエフェスティバルを鑑賞して、
アレッサンドラ・フェリのオネーギンに心が震えた
というか、
ダンサーがあの有名なフェリだとか、
フェリが当然ながらバレエが上手だとか、
もうそんなことも頭から消えていた
芸術家の放つ輝き
つまり
芸術家としての観客を惹きつける才能
それはまさにあの瞬間のことなんだろうな
もし、この質問者の小学生が
このフェリの踊りをはじめ、
芸術家と呼べる本物のバレリーナの
鬼気迫る踊りを生で観ていても
同じ質問ができたかしら
「審査員の目に留まる踊り方」と。
きっと
圧倒的に
舞台に足を運んでない
保護者に足を運ばせてもらえてない
だって世界バレエフェスティバルのチケット、
26,000円だったもの爆
(1枚よw)
ああ、悲しきかな
日本の教育文化
良い大学に入ることを当然のように目標に
塾に通わせる文化
良い大学は否定しないです
就職とかまだ今も大学のネームバリュー影響すんのかな?
まぁ、100歩譲って
そんな化石的思考の企業がまだあったとしても
人間として
幸せで豊かな生活を送ることが
そもそも目標なんではないかい?
という事ですよね、本質的には
この辺の価値観は
一昨日立ち読みした
「才能の正体」
という書籍をどうぞ
(か、なんか他のホリエモンとか
キンコン西野さんあたりの発行物)
この著者はじめ
ホリエモンとかあの辺りの方々
そこまで好きじゃないけど、笑
全然本とか持ってないけど、
ざっと読みする限りでは
随所で共感してしまう…
(いや、西野さんはちょっと好きです)
さて、今年の春も
当スクールからは14名の生徒がコンクールに出場します
コンクールって魔物が住んでいて、
指導者(わたし)の心も巣食うんだよね…
人間の憧れられたい欲求を
うまく駆り立てるコンクール
(いやー、駆り立てられてきた、私はね)
だから
何のために踊るのか
何のために教えるのか
芸術を追求して
自分でしっかり持っておかなきゃ
本物の芸術家にはなれないんだ、と思います
私も追求して追求して
きっと何かの形を作りたい
だって
生徒たち皆がフェリにはなれないから
身体条件も
バレエの才能も
やっぱり選ばれし人になるには
並大抵の努力じゃ難しいから
けど、フェリに負けず劣らずの
芸術的な潜在能力を既に持った子もいて
(思いっきり身内びいきw)
それを発表会で発揮してもらおうと思います
いつか作りたいな
何か
根本的に日本の教育に影響をガツンと与えるもの
とりあえずは
目の前のことをコツコツ
コツコツ
お得意のコツコツで
着実にゴールに向かってみます