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読譜のスタート、何からする?
一番最初にやるべきことは、指使いを決めること。
「何度練習しても間違える。」
「ここがどうしても弾きにくい。」
そんな時、私は真っ先に指使いを確認します。
レッスンをしていて感じるのは、
間違う原因や弾きにくい原因の8割、
いや9割と言ってもいいくらい、
原因は指使いです。
楽譜を開いたら、すぐになんとなく弾き始める。
そんな人がとても多いのですが、
本当に一番最初にやるべきことは、
指使いを決めること。
しかも、両手同時ではありません。
まずは左手だけ。
次に右手だけ。
片手ずつ、鉛筆を持って楽譜に
指番号を書き込みながら決めていきます。
必ず「書く」です。
この作業をせずに練習を始める人が、本当に多いのです。
もちろん、まず楽譜に書かれている指使いをそのままやってみる。
でも、手の大きさや弾き方によっては、
自分に合うように考え直した方が弾きやすい場合もあります。
指使いが決まれば、
・手の移動がスムーズになる
・無駄な動きが減る
・音楽の流れが止まらない
・ミスも減る
逆に、弾きにくい指使いのまま何十回も練習すると、
「弾きにくい弾き方」を身体が覚えてしまいます。
練習は量だけではありません。
最初の設計が、その後の上達を大きく左右します。
だから私のレッスンでは、
「鉛筆を持って弾こう。」
とよく伝えています。
鉛筆は、音楽を考えるための大切な道具。
急いで両手で弾き始めるより、まずは片手ずつ指使いを決める。
そのひと手間が、上達への一番の近道です。

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