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アジアハンター小林さん著『日本のインド・ネパール料理店』!知られざる歴史と拡大の理由に迫る

インド食器販売を生業としながら

 
インド好き、南アジア好きを唸らせる
 
数多くの著書を手掛ける
 
アジアハンターの小林真樹さん。
 
2022年に出版された
 
『日本のインド・ネパール料理店』(阿佐ヶ谷書院)を
 
先月のイベントの物販でようやくGET&読了!
 
 
なぜ日本各地には、
 
こんなにもインドネパール料理店があるのでしょうか?
 
北は北海道、南は沖縄まで、
 
全国各地にあるインド・ネパール料理店に実際に足を運び、
 
日本で働くことになった経緯を丁寧に聞き出し
 
インドネパール料理店拡大の理由に迫る本書。
 
予想をはるかに上回る濃密な一冊でした!!
 
 
北海道のインド・ネパール料理店のオーナーは
 
ギリさんとその親族がほとんどで、
 
道内のインド・ネパール料理店の8割を占めているんだとか!
 
ギリさんは名古屋経由で北海道に渡ったのですが
 
名古屋のネパール料理店には
 
インド食器ハンディの下に、「受け皿」を置く
 
独特のスタイルがけっこうメジャー。
 
西日本のインド・ネパール料理店は
 
福岡のお店がルーツであることが多かったり、
 
マニアックな情報が、とにかくてんこ盛りです。
 
 
日本で働くネパール人コックさんは
 
特定の地域(バグルン、グルミ、チトワン)から
 
来ている方がほとんどなのですが、
 
その背景にあるのは親族や地縁による連鎖的な紹介。

例えば最も多いバグルン出身者は
 
隣国インドのレストランへ出稼ぎに出る人も多く、
 
日本のインド料理店オーナーが
 
インドでスカウトした偶然の出会いから日本への道が開かれることに。
 
その後、採用されたコックさんが
 
同郷の親族や知人を次々と呼び寄せたことでネットワークが広がり、
 
現在の状況へと繋がっていったそうです。
 
 
興味深かったのは、
 
2006年まで続いたネパールの内戦も関わっていたということ。
 
ネパール国内の危険な状況から逃れるために
 
日本にやってきた人たちもいたそうです。
 
内戦終結後の2007年、
 
ネパールの国外労働法は改正され、
 
海外での出稼ぎを政府が後押しするように。
 
それらの動きも、ネパール人コックさん増加に繋がっていきました。
 
※あくまでも大まかな概要です。詳しく知りたい方は本書で。
 
 
新大久保ではダルバートがすっかり当たり前になりましたが
 
新大久保をはじめとする
 
東京の純ネパール料理の盛り上がりもたっぷり載っていて、
 
プルジャダイニングのプルジャさんや
 
サンサールのウルミラさんの歴史が知れる貴重な情報も。
 
ディープなネパール料理好きの皆さんも
 
必見の内容となっていますよ!!
 
読み応え満点の全480ページ。
 
小林さんしか書けない
 
“日本のインド・ネパール料理店”の世界をご覧になってみてください。
 
主要ショッピングサイトで通販できるのでぜひ。
 
 
 
スパイシ~~♪♪♪
 
 
 

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