● 北星余市高校卒業生の手記を読んで感じたこと
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
北星余市高校の生徒さん達が、
どのように学生生活を送っているのか知りたいという思いから、
学校のホームページで紹介されていた本を購入して、
読んでみました。
この本が書かれた当時の在校生や、卒業生、
卒業してこの学校の先生になった方など、
15人の方達が、手記を書かれています。
自分の生い立ちや悩んできたこと、
どのような経緯で北星余市高校に来ることになったのか、
在学中に、学校がしんどくて辞めようと思ったこと、
様々な問題や悩みに、先生方や下宿の管理人さん、
先輩や同級生の仲間が力になってくれたこと、
その中で、自分を振り返り、気づき、成長できたことなどを、
自分の言葉で、本音が直球で伝わってくる本でした。
葛藤している思春期の子どもが、
なかなか自分の気持ちを言葉で説明するのは難しいことが多く、
心を閉ざしたり、荒れている心の下の思いが書かれている
こちらの本は、この学校に進学する予定がなくても、
悩んでいる子どもの気持ちを知ることができる貴重な本だと思います。
そして生徒さん達が、このような手記を書くことができたのは、
北星余市高校という場で、
過去のネガティブな自分や、自分の心の傷と向き合うということをし、
懸命に支えてくれている人達から、気づきを得て、
過去の自分や周りの状況を客観視する
ということができているからだと思います。
手記の中では、北星余市高校に来て、楽しい高校生活を送るつもりだったけど、
楽しいことより、むしろ辛いことの方が多かったと
多くの生徒さんが書かれているのは、
学校を続けていくためには、自分と向き合わざるを得ないからだと思います。
私達が、UMIでやっていることを、学校と下宿での生活で取り組んでいる感じですね。
そのこともあって、手記を読ませていただくと、
若くして、色々な経験をして、自分と向き合ってきたからこその言葉なんだな…
と思うとともに、
卒業後も自分に自信を持ってやっていけるというのも、
在学中に自分と向き合ってきたからなんだな…と思います。
このような成長ができるチャンスがある場というのは、
素晴らしい学校だと思いますが、
自分と向き合うというのは、かなりハードなので、
本人の心の準備ができていないと、なかなか難しいのかなと思いました。
学校ホームページのFAQのページには、以下のようなことが書かれていました。
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Q, どのような子が休学や退学をしていますか?
一方、そういう(体調不良や精神疾患など)理由でなく、休学・退学する子がいます。
私たちからすると「まだその時期ではなかった」と思える子です。
人は、その場所に行ったから、劇的に何かが変わるわけではありません。
場所はもちろん一つの要素ですが、そこで出会う人との関わり、起きる出来事での経験、そこで自分と向き合い、考え、行動し、そこで感じ学んだ事柄で変わっていきます。
それを受け止める素地がまだ整っていない状態で、北星余市に入学することは、それらを受け止めきれずに消化不良のような状態を引き起こします。
例えば、不登校を経験しているおとなしいタイプの子どもに多いのが、下記のような場合です。
- 今の状況を「このままではいけない」と思えていない
- 「本当は地元から離れたくない」と思っている
- 人との関わりが怖くて仕方がない
- 上記を含めた気持ちを親御さんに伝えられない。または伝えても親御さんが受け付けない。
2~3年に1人いるかいないかですが、このような状態で入学をした子は休学や退学をする傾向があります。
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やはり、家の外にいい環境があったとしても、
そのような環境でやってきたいと本人が思えていない場合や、
親子で本音が話せない状況では、
どんなところに行っても難しいのでしょうね。
そう思うと、不登校やひきこもりの子が、新しい学校で頑張ってみようとか、
自分と向き合って成長してみたいと思えるまでは、
子どもと意識が繋がっている親が、自分と向き合うということが必要なんだな…
ということが改めて分かりました。
応援ありがとうございました^^

