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少し前の話になるのだけど、
銀行へ行った時、母娘の二人連れと居合わせた。
80代くらいのお母さんと、ワフウフよりちょっと年上と思われる娘さん。
おそらく残高ゼロになった通帳を手にしてお母さんが声を荒げている。
使わない通帳はどうするのか、お金はどこにいったのか、ずーーーっとそればかり。
どんどん興奮して声が大きくなるお母さんにつられて娘さんもヒートアップ。
周りの人達はちょっと引き気味で、見て見ぬふり。
娘さんは時々我に返って声を抑えるが、お母さんを相手にしているうちにまた苛立ったように声が尖って大きくなっていく。
わかる。
すごくよく分かるよこの状況。
お母さんはいくら説明されても預金をどこかに移すことが理解できずに不安と疑心でいっぱい。
娘さんは一生懸命に言葉を尽くして説明しても説明してもお母さんにがなりたてられて疲労困憊。
大変さ、すごく良く分かるよ!
あーちゃんも認知症が分かったばかりの頃、通帳を預かることをどうしても納得してくれなくて、
取り憑かれたように一日中「通帳を返して」と電話をして来て本当に辛かったもん。
今やあーちゃんは、自分がいくら持っているかも忘れてしまったけどね。
お母さんは残高の残っていない通帳を持って窓口に行ってしまい、「個人情報の観点からこちらでは預かれません。お持ち帰り下さい」
と言われて
「ねえ、これ何も入っていないんだってよ!お金はどこに行ったの⁉︎」
と、言い出し、
苛立った娘さんが「いいからそれはもうしまっておいて!」
と大きな声をあげたところでワフウフは席を立ったのだけど、心の中では娘さんを全力で応援していたよ。
歳とった親が銀行に行くのに付き添っただけ。文にしたら、ただそれだけのこと。
なのに、ただそれだけのことがこんなに大変なのが認知症介護だよね。










