短期記憶の酷さに助けられた | アルツフルデイズ

アルツフルデイズ

アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

先日、用事を済ませてホームへあーちゃんを送っていくと、
なんと、ちょうど玄関口からご遺体をストレッチャーで運び出すところだった…。


葬儀屋さんへかご自宅へか、運ばれるところだったのだろうが…
もちろんカバーで覆われてはいたものの、
ご遺体だということはすぐに分かってしまい、さすがにちょっと刺激が強い光景だった。

あーちゃんはその光景を見て
と、動揺してしまった。

まずいと思ったなーにゃんは、
と、あーちゃんを促し、ホームの周りをお散歩。
しばらくしてホームに戻ると玄関口はいつも通り落ち着いていた。

あーちゃんは先程のことをすっかり忘れたようで、
とニコニコ。
この日は用事があって少し遠くまで出かけて帰ってきたところだったのだけど、あーちゃんはおそらくその事も忘れてしまい、
ただいつも通りにホームの近所を散歩したつもりになっているようだった。


老人ホームなんだから、いつ人が亡くなったって不思議じゃない。

先日も「新しい方が入居して空きがなくなる」とホームから聞いた。
新しい方が入居するということは、前の部屋の方がなんらかの事情で部屋を出たということで…それはやっぱり…ねえ。

そして、空きがなくなったはずだったけど、今日亡くなった方がいたということはまた部屋が空いたということで…。

人には寿命があるのだから当たり前なんだけど、改めてそう考えるとやはり複雑な気持ちになる。
老人ばかりで暮らしている、自分も高齢者のあーちゃんにはもっと感じるものがあるだろう。


思わぬ瞬間に居合わせてしまってあーちゃんを動揺させてしまったけど、
普段は困らされている短期記憶の酷さに今回は助けられた。
一瞬で忘れてくれて良かった。



にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村