タイムリミット | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

認知症の方に不穏が起きたり混乱が起きるのには、お天気とか体調とか不安とか、色々な要因があるだろうけど、
あーちゃんに関して言えば、体力の低下と共に混乱が起きることが多い。

認知症が分かったばかりの頃はあーちゃんはまだ体力があって、病院の付き添いの日も病院の後にランチをして用事をいくつか済ませるくらいのことは出来た。
だけど認知症も進み、だんだん体力が落ちてきたら、病院の後にいくつも用事を入れようものなら、頭はまったく回らなくなってしまうし足元もフラフラしてしまうようになった。

今は…タイムリミットは4時間とみている。
4時間以内に用事は済ませて部屋へ連れ帰らなければ疲れたあーちゃんの頭の中で混乱が起きる。
しかし、それも何のハプニングもない状態でのことだ。


今週は認知症の病院に行った。
いつもよりオシャレして、病院の皆さんにも優しくしていただいて、ご機嫌なあーちゃん。
しかし帰り道にハプニングが。
何故だかワフウフたちは電車を乗り間違えて普段から行かない方面へ行ってしまったのだ。
(同じホームに到着する分線に乗ってしまった)

あーちゃんは元々方向音痴で知らない場所が苦手だ。認知症になってからそれが強くなった。知らない場所、というだけで不安になってしまうようだ。
だから、知らない駅名を目にしているうちにだんだんと混乱状態に。
何度乗り間違えてしまったので元の駅まで戻っているのだと説明しても理解出来なくて
と不安げに。
と言うあーちゃん。
なるほど…
そういう風に、脳の回路が繋がらないんだね…。

知っている場所に戻ったら安心したようだが、多分電車を乗り間違えて知らない場所に行った、というだけのことでもあーちゃんを酷く疲れさせてしまったようだ。


その後お昼ごはんを食べて、本屋さんに寄り、あーちゃんのウィッグの前髪部分を少し調整した。
ワフウフはここでお暇したが、
あーちゃんはその後ホームに帰る前になーにゃんの家でお風呂に入った。

しかし、その時点であーちゃんは疲労困憊で頭の中は大混乱。
なーにゃんは、あーちゃんがホームの次の入浴日までお風呂に入れないのはこの暑い中辛すぎるから自宅でお風呂に入れようとしたんだけど、あーちゃんは抵抗した。

(あーちゃんと話す時は、ホームのことを「あーちゃんのマンション」と言っている)



ホームでの4ヶ月の暮らしがあーちゃんの頭の中から抹消されていた…。
そして、たんたんと離れて暮らしているという事実もあーちゃんの頭の中から抹消されていた…。


この日はタイムリミットの4時間も越えてしまったうえに、電車の乗り間違えというあーちゃんにとっては不安になる出来事もあったのでだいぶ混乱させてしまったようだ。

疲れたあーちゃんはどんどん歩くのが遅くなり、トイレにしょっちゅう行きたがるようになるのでサッと帰ろうととしてもそれも難しい。

ハプニングがなくても、もう長いお出かけは無理だねえ。
疲れさせて悪かったよ、あーちゃん。



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