ついに娘たちの目をはばかることなく動き出したたんたん。
後見人申立をすることはほぼ心に決めたが、書類を揃え申立をして、後見人が決まるまでにはだいぶ時間がかかる。
その間にたんたんがあーちゃんの通帳を手に入れて、あーちゃんの預金を他に移したりすることだってあり得る。
しかも、たんたんが居ると言ったA銀行はあーちゃんのメインバンク。それを取られるのは本当に困る。
今日再発行に行ったのだろうが、マイナンバーカードを持ってきてほしいということは再発行するのに身分証明書が足りなくて出来なかったのだろうか?
それとも出来てしまった?
後見人申立の準備は進めるとして、今預金を守るために出来ることは…。
それを提示して、相談に乗ってもらえないだろうか。
A銀行はあーちゃんの家の最寄駅の駅前にある。
窓口で「母が認知症になって通帳をあまりにも失くすので預かったのだが、預けたことを忘れて再発行ばかりしてしまい困っている。再発行を止められないか」
と相談。
窓口の銀行員ははじめ、
「ご本人様が必要なものを全て持ってお手続きに来られた場合、それを拒否することは出来ないんです」
と答えたがその後、後方の役付きに相談に行った。
しばらく待たされたが、戻ってきた銀行員が
「実は、お母様のことを存じ上げている地域担当の者が居まして…その者とお話しいただけますか?」
と言って、部屋に案内してくれた。
地域担当の方は50代くらいの女性Oさん。
Oさんが言うには、その時にあーちゃんはたんたんにされた酷い仕打ちを語り、
「主人には一銭も渡したくない、娘たちに全て渡したいんです」とハッキリ言ったらしい。
それで、それなら受取人を娘さんたちに指定できる保険に入るのはどうですかと提案したら、
「娘たちに相談して決めます」
と答えたらしい。
しっかりと受け答えをしていたのでOさんはまさかあーちゃんが認知症だとは思わなかった。
しかし後日、窓口にたんたんと現れて、たんたんに頼りっぱなしのあーちゃんを見てOさんは驚いたらしい。
しかし、たんたんを目の前にして「ご主人には一銭も渡したくないんじゃなかったんですか!?」と聞くわけにもいかず、
通帳とカードの再発行をしようとしたあーちゃんに
と言って再発行を止めて下さったらしい。
Oさん神…!
Oさんに成年後見人の申立て準備をしていることを伝えると、また窓口にあーちゃんがたんたんと来た場合、なーにゃんかワフウフに電話で連絡をしてくれることになった。
「後見人が決まるまでなんとかお父さんを止められるといいですね」
とOさんは言ってくれた。
後見人相談で
「娘さんたちにはあーちゃんの財産を管理する権限は全くない」
と言われたし、
A銀行は大きな都市銀行だし、
こんなに個々の事情に手厚く対応してもらえるとは思っていなかったので、感動!
Oさんがあーちゃんのことを覚えていて気にかけていてくださったことが本当にありがたい。
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